時計でも眼鏡でもない“鍵ガジェット”の「Hackey」は何ができる?アイデア次第で使い方いろいろ(2/3 ページ)

» 2016年01月11日 06時00分 公開
[山口真弘ITmedia]

設定の難度は高め

 続いて設定手順を見ていこう。Hackeyの利用にあたっては、最初にユーザー登録を行った後、Hackeyとひも付ける必要がある。これにより、Hackeyを操作する同社サーバを経て、myThingsなどと信号の送受信が可能になるというわけだ。

 具体的な手順としては、オンラインでユーザー登録を行うと本体設定に必要なPIN番号が発行されるので、Hackey側面の機能ボタンを長押しして設定モードへと移行する。指定のSSIDでHackeyにログインし、Hackeyの接続先となるSSIDを入力してWi-Fiルーターから通信できるようにした後、設定画面からPIN番号を入力して認証を完了させれば、初めて利用が可能になる。

 これらの設定に要する操作手順はかなり難解なうえ、HackeyはWi-Fiの電波が弱いためか設定中にいつの間にか別のSSIDに切り替わるケースも多く、ややストレスがたまる。Hackeyに興味を持つユーザーは一定以上のITリテラシーがあるはずで、フロー自体は理解できるはずなのだが、いかんせん実操作が煩わしい。もっとも、ここさえ乗り切れば後は簡単なので、我慢して作業を進めるほかない。

ダッシュボード Hackeyのダッシュボード。ここでPINコードなどの情報を確認できる
Wi-Fi設定Web設定画面 初期設定時はHackey専用のSSIDに接続し、Web設定画面にアクセスする(画像=左)。HackeyのWeb設定画面では、まずSSIDを変更する(画像=右)
PIN入力 PINコードを入力することで識別できるようになる

「キーをひねる」→「スマホにプッシュ通知を届ける」を試す

 ではいよいよ、具体的な設定方法を見ていこう。まずはmyThingsであらかじめ用意されている「家族がHackeyをひねったら緊急メッセージ(スマホのプッシュ通知)が届く」という組み合わせを利用できるように設定してみよう。

 プリセットされている組み合わせをそのまま使うだけなので、設定手順はそれほど難しくはない。アプリを使ってスマホからmyThingsにアクセスし、該当する動作の組み合わせを探して「使う」をタップ。Hackeyの認証を行ってアカウントを結び付ければ、後はデフォルトの実行タイミング(毎日15分間隔)で、スマホにプッシュ通知が届くようになる。プッシュ通知には具体的なメッセージおよびURLを設定することも可能だ。

myThingsにアクセスひねったらLEDを点滅 チャンネルを設定するには、まずスマホアプリでmyThingsにアクセス(画像=左)。最もシンプルな「ひねったらLEDを点滅」というチャンネルが登録されているので、「使う」をタップして次に進む(画像=右)
Hackeyの認証画面ログイン画面 まずはHackeyの認証を行う。画面下の「認証する」をタップ(画像=左)。ログインが求められるので、先ほど登録したHackeyのアカウントを入力する(画像=右)
トリガー設定トリガー詳細設定 続いて手持ちの製品を結び付ける。「トリガー」の吹き出しをタップ(画像=左)。登録済みのHackeyがプルダウンに表示されるので、選択して「OK」をタップする(画像=右)
設定の作成組み合わせ一覧 実行タイミングと曜日を指定し、「作成」をタップすれば設定完了だ(画像=左)。このように「組み合わせ一覧」が表示された(画像=右)
設定した動作の確認 実際に動作するか試してみよう。Hackeyにキーを挿し込み、90度ひねる
プッシュ通知の確認 myThingsアプリにプッシュ通知が届けば成功だ

 ここでは「キーをひねる」がトリガー、「スマホアプリがプッシュ通知を受け取る」がアクションということになるが、アクションは同時に複数を登録できるので、例えばアプリでプッシュ通知を受けつつ、指定のメールアドレスに定形メールを送るといった複合ワザも可能だ。

 なお、myThingsはリアルタイムでは動作せず、15分刻み(毎時00分、15分、30分、45分)に動作する仕組みなので、設定したのにうまく動作しないという人は、ひとまず15分は待つことをおすすめする。

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