「New XPS 12 2-in-1」徹底検証 驚きを与える4Kディスプレイが魅力の“2in1”タブレットデルが提示する2in1の答え(3/5 ページ)

» 2016年03月11日 06時00分 公開

4K表示対応の液晶ディスプレイを採用

 液晶ディスプレイは、12.5型ワイドサイズながら3840×2160ピクセルの4K表示に対応しており、New XPS 12 2-in-1最大の売りといえるだろう。画素密度は約352ppiにものぼり、Surface BookやSurface Pro 4でも267ppiであることを考えると、高画素高密度化が進んできた最近のノートPCやタブレット製品の中でも突出している。

デル「New XPS 12 2-in-1」 4K(3840×2160ピクセル)ディスプレイを搭載

 エックスライトの「i1 Display Pro」と「i1 Profiler」を利用して行った計測結果によると、色温度が6481KとsRGB標準の6500Kに近く、輝度は480カンデラ/平方メートルと非常に高い。色域もsRGBとの面積比で136.6%と非常に広く、印刷業界の標準であるAdobe RGBの色域もほぼ100%(99.7%)カバーする結果となった。キャリブレーション補正カーブについては、RGB各色の線はほぼ一致していて素直な色味といえる。各色とも中間部から明部にかけて中心にやや下に補正されており、微妙に中間部、明部を強調気味の階調表現といえる。

 ディスプレイは静電容量式の10点マルチタッチ対応タッチパネルを搭載しており、指で直接触れて操作できる。表面は滑らかでレスポンスもよく、軽快な操作が可能だ。前述したようにオプションではペンも用意されている。このペンは「デル製アクティブペン」という名で販売されており、中身はワコム製で電池内蔵、2048段階の筆圧検知に対応するという仕様から、同社のアクティブ静電結合方式を採用したものと思われる。

デル「New XPS 12 2-in-1」 i1Profilerで作成したICCプロファイルをPhonon氏制作の色度図作成ソフト「Color AC」にインポートして表示した。黒の点線で示したのがsRGBの色域、赤の点線がAdobe RGBの色域で、実線で示したXPS12 2in1の色域はほぼAdobe RGBをカバーする
デル「New XPS 12 2-in-1」 i1 Display Proとi1Profilerでキャリブレーションを行った後の補正カーブ。RGB各色はほぼ重なっているが、中間部から明部にかけて若干下方に補正されている
デル「New XPS 12 2-in-1」 ステレオスピーカーは、画面の上部左右にある。音響ソフトウェアにはWavesのMAXX Audio PROを導入しており、なかなか迫力のあるサウンドを再生する。標準の「MAX Sense」プリセットだと若干歪みが感じられるが、「音楽」や「ムービー」など適宜使いわけるとよいだろう
液晶ディスプレイ New XPS 12 2-in-1
サイズ 12.5型
表示画素数(アスペクト比) 3840×2160ピクセル(16:9)
画素密度 352ppi
配向方式 IPS
表面仕上げ グレア
ヒンジの角度 約150度(無段階)
測定輝度 480cd/m2
測定色温度 6481K
測定コントラスト比 1388:1
測定色域:sRGBカバー率 99.7%(136.6%)
測定色域:Adobe RGBカバー率(面積比) 99.7%(101.2%)

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年07月27日 更新
  1. 鳴り物入りで登場した「Copilotキー」が早くもお蔵入りか──チャットボットからAIエージェントへの移行が示すMicrosoftの誤算 (2026年07月27日)
  2. エアコンがない部屋を冷やせる「Dreemstar 冷風扇」がセールで50%オフの9980円に (2026年07月23日)
  3. 64GBメモリ/2TBストレージ/Ryzen AI Max+ 395搭載のハイエンドミニPC「MINISFORUM MS-S1 MAX」がタイムセールで27%オフの43万2799円に (2026年07月25日)
  4. NVIDIAが次世代AI超解像技術「DLSS 5」の今秋投入を明らかに/MicrosoftとMistralが欧州におけるAI演算能力の拡大で戦略的提携を発表 (2026年07月26日)
  5. 高価なグラフィックスカードを守る「過熱保護ケーブル」に注目! 夏を乗り切るNoctua製簡易水冷も販路拡大で続々入荷 (2026年07月25日)
  6. プラネックス、10GbE接続に対応した5ポート搭載アンマネージドスイッチ (2026年07月24日)
  7. 実売2万円切りで実働10日間のバッテリー駆動! 「Amazfit Bip Max」は初めてのスマートウォッチに最適か (2026年07月24日)
  8. 東レの最新カーボン技術で約999gと長時間バッテリーを両立させた“法人向けLAVIE”が登場 ブランド統一の背景とは (2026年07月23日)
  9. 背中に「インテル、付いてる」ロボットも登場! 40年の実績を持つロボティクス分野で攻勢をかけるワケ (2026年07月24日)
  10. ポタ電と組み合わせて使える「Soraiori ポータブルエアコン」がセールで16%オフの2万9980円に (2026年07月27日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー