GTX 1080を搭載した化物ゲーミングノート「GT73VR Titan Pro」(外観、キーボード編)(1/2 ページ)

» 2016年09月14日 17時00分 公開
[井上輝一ITmedia]
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 従来、ゲーミングノートPCで「GTXシリーズを搭載!」といってもモバイル用の「M」が付いたもので、デスクトップ版に比べればスペックがかなり抑えられていた。だが、こいつは違う。NVIDIAが発表したGTX 10シリーズはモバイル版でも「M」が外され、デスクトップ版とほぼ同等の仕様となった。そのGTX 1080を搭載したモデルとして堂々の登場を果たしたのがMSIの「GT73VR Titan Pro」だ。まずはその外観と、「ゲームと連動するキーボード」について見ていくことにしよう。

GTX 1080を搭載したMSIの「GT73VR Titan Pro」 GTX 1080を搭載したMSIの「GT73VR Titan Pro」
MSIのアクセントカラーである赤が目を引く MSIのアクセントカラーである赤が目を引く

 第三者視点からの顔である背面側を見ると、まず中央のMSIのシンボルマークが目に入る。背面左右に配置された二本の赤く細長いマークと、排気口の周囲を囲む赤いラインが、このPCの大胆な色気を感じさせる。

赤いラインは排気口の他に「TITAN」のロゴ上にもアクセントとして入っている 赤いラインは排気口の他に「TITAN」のロゴ上にもアクセントとして入っている。インタフェースはLAN、mini DisplayPort、Thunderbolt 3(Type-C)、HDMIポートがある

 底面は面積の多くをメッシュとしており、ゲームパフォーマンスを引き出すための冷却性能に最大限気を配っているのがうかがえる。内部には2基の大型ファンがあるが、夏場などは下にノートPCクーラーを敷くことでさらに効率的に冷却を行える。

底面はメッシュの面積が多い 底面はメッシュの面積が多い

 完全な分解は困難が予想されたため、内部を見るのは底面のカバーを開けるにとどめたが、これだけでも2基の冷却ファン、各パーツへと伸びる10本のヒートパイプ、2.1chのスピーカーなどの姿を確認できた。

底面のふたを開けた 2基の冷却ファン、各パーツへと伸びる10本のヒートパイプ、2.1chのスピーカーなどが確認できる
左側面右側面 左側面にはUSB 3.0×3とオーディオ入出力端子、右側面にはUSB 3.0×2とSDカードスロット、セキュリティスロットがある
GTX 1080を動作させるため、ACアダプターも必然と大きくなる GTX 1080を動作させるため、ACアダプターも必然と大きくなる
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