小さくたって高性能!! 小型PCの常識を覆す「Radiant SPX2500H110」に驚く税込み4万4360円から(1/3 ページ)

» 2016年10月07日 21時29分 公開
ココが「○」
・Mini-STXで高性能&省スペース
・Core i7-6700でも良好な静音性
・柔軟に選べるストレージ構成
ココが「×」
・メモリーカードスロットがない

高性能と省スペースを両立した小型PC

 Radiant SPX2500H110は、サイコムの省スペースPCラインアップ「Radiant S」シリーズに加わった新モデルで、Intelが新たに提唱している「Mini-STXフォームファクター」を採用しており、デスクトップ向けCPUを搭載する高性能と省スペース性を両立し、構成の柔軟性も確保していることが特徴だ。

Mini-STXフォームファクターを採用したRadiant Sシリーズ

 もちろん、サイコムらしい独自のこだわりもしっかりと盛り込まれている。パーツ構成はBTOで柔軟にカスタマイズできるが、今回はCore i7-6700を搭載したハイスペック構成の評価機を入手した。早速その実力を検証していこう。

容積1.92Lでデスクトップ向けCPUを搭載

 まずは、新しいMini-STXフォームファクターを採用したボディーに注目だ。具体的なサイズは、155(幅)×155(奥行き)×80(高さ)mm(横置き時)。容積では1.92Lだ。電源は内蔵せず、120WのACアダプターで駆動する。省スペースPCのフォームファクターとしてはIntel NUC(115×111×50mm程度が標準的)があり、それと比べると少し大きいのだが、これにデスクトップ用のLGA 1151版CPUを搭載しているのだから驚く。

 このボディーは、ASRockの「DeskMini 110+」という汎用製品をベースにしたもので、CPUクーラー周辺は吸排気口が多く空いている。本製品では、吸気口部分にマグネットで着脱できる防じんフィルタを標準で同梱しており、内部にホコリが溜まりにくいよう配慮されている。このあたりはサイコムらしい気遣いだ。

本体前面/背面。ASRockの「DeskMini 110+」というMini-STXフォームファクターのケースを採用している。具体的なサイズは155×155×80mmで、容積では1.92Lとなる。前面端子はType-CとType-A両方のUSB 3.0ポートを搭載、背面はDisplayPort、HDMI、アナログRGB出力(D-Sub15ピン)のほか、USB 3.0、USB 2.0、有線LANといった内容だ。評価機では最上部に無線LANアンテナ口があるが、製品版で内蔵無線LANのオプションはないようだ

本体左側面。CPUクーラーの吸気口にあたる部分に取り付ける防じんフィルタを標準で同梱している。このフィルタはSilverStoneの製品(SST-FF141)だが、サイズ的にちょうどよく、デザイン的にも違和感がない

ACアダプターは120W仕様(19V/6.32A)。実測サイズ約64×147×36mm(突起部のぞく)だった

TDP65ワットまでのLGA 1151版CPUを搭載可能

 ボディーは背面のネジを4本はずすと背面パネルとマザーボードを引き出せる。マザーボードはIntel H110 Expressチップセットを搭載しており、CPUには、LGA 1151ソケットに対応したデスクトップ向けのCPU(TDP65ワットまで)を搭載できる。

 CPUは標準ではCore i3-6100だが、BTOでは上はCore i7-6700から下はPentium G4500まで、TDP 35Wの省電力モデルも含め、最大12種類(うち1種類は受注停止中)の選択肢から選ぶことができる。CPUクーラーは標準ではIntel純正クーラーだが、冷却性能と静音性に定評のあるNoctua製の「NH-L9i」も選択できる。

CPUは最大12種類(現在11種類)のLGA 1151対応CPUから選択可能。TDP 65Wまで対応しており、評価機はCore i7-6700を搭載していた

背面のネジを4本はずすと背面パネルとマザーボードを引き出せる。CPUクーラーは標準ではIntel純正クーラーだが、評価機ではBTOで選べるNoctuaのNH-L9iを搭載していた

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