GTX 1080 Tiカードの品薄化の根が深い理由古田雄介のアキバPickUp!(2/4 ページ)

» 2017年03月21日 12時49分 公開

「ワンストップを求めなければどうにか」――Ryzenは徐々に買いやすく

 同じく品薄が叫ばれているAMDの新CPU「Ryzen」と対応マザーだが、こちらは少しずつ状況が改善されている様子だ。

 どちらも潤沢というショップはまだないが、複数のPCパーツショップを回ればCPUやマザーボードのラインアップがフルに近い顔ぶれから選べる状況で、パソコンSHOPアーク「ワンストップで一式購入したいとなると厳しいですが、街全体で探すというスタンスならどうにかという感じでしょう」と話していた。

金曜日時点。パソコンSHOPアークは「Ryzen 7 1700X」のみ売り切れになっていた

逆にパソコン工房 秋葉原BUYMORE店では1700Xのみがストックされていた

 対応マザーの選択肢も少しずつ広がっている。先週登場して目立っていたのは、MSIのB350マザー「B350M GAMING PRO」。イルミネーション機能を備えたゲーミングモデルながら、付加機能を絞り、micro-ATXの基板をゆとりをもって使うデザインで、税込み1万2000円前後に抑えているのがポイントだ。

 ドスパラ パーツ館は「M.2スロットはPCIe x4接続ですし、PCIe x16スロットは補強されていたりするので、シンプルな構成で強いマシンを組むなら過不足はないんじゃないかと思います。Ryzen対応ではまだまだ数が少ないmicro ATXなのもプラスですよね」と話していた。

MSI「B350M GAMING PRO」

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