ポジティブな話題性で目立っていたのは、中国メーカー・Elfidelityの音質向上パーツ「AXF」シリーズだ。DDR4スロットに挿す「AXF-75」と、PCIe x1/PCIスロットに両対応する「AXF-104ULTRA」、SATAドライブの中継位置につける「AXF-94ULTRA」の3モデルあり、税込み価格は順に5400円と4320円、3240円となる。
3モデルとも、マシン内部を流れる電力ノイズを低減する構造になっており、ノイズが抑えられることでサウンドの質が向上する効果があるという。AXF-75を試したというオリオスペックは「本当に音がよくなっていて驚きました。電力ノイズが抑えられるということは、もしかしたら映像など他のアウトプットにも影響するのかも」とうれしそうに話していた。
初回はお試しで少数入荷としていたショップが多かったが、いずれも予想外の売れ行きがあったという。オリオスペックは週末を待たずに売り切れ、金曜日の時点で再入荷をかけていた。
パソコンSHOPアークは「価格が安くてちょっと試したくなることと、メモリスロットやSATA関連でサウンドの質が向上するという面白さが相まって注目を集めている感じですね。自作欲をかきたてるいいパーツだと思います」と高く評価する。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.