ストレージで話題を集めていたのは、HGSTのサーバー向けHDD「Ultrastar He12 HUH721212ALE600」だ。税込み価格は7万5000円前後となる。3.5インチHDDの最大容量が更新されたのは、2016年4月に10TBモデルがHGSTとSeagateから同時に売り出されて以来となる。
Ultrastar He12 HUH721212ALE600は1.5TBプラッタを採用したヘリウム充填タイプのHDDで、メーカー5年保証がつく。法人向けシリーズに属しており、やはり企業や研究組織の注目度が高い様子だ。
入荷したTSUKUMO eX.は「大容量HDDはまず法人向けに投入されて、環境が整ってきたらコンシューマーに降りてくるという流れが一般的になると思います。いまは10TB HDDもNAS向けに個人の方が買っていくこともありますし、12TBもそのうちNAS向けくらいから広がっていくんじゃないかと思います」と話していた。
同社からはNAS向けの10TB HDD「DESKSTAR NAS 0S04037」も同時期に登場しており、1台モデルが税込み4万4000円弱、2台パックが同8万6000円前後で売られている。
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