HDDがついに10テラ突入! HGSTとSeagateからWデビュー古田雄介のアキバPickUp!(1/4 ページ)

» 2016年04月11日 12時00分 公開

「すごく目立っているけど、売れるのはもうちょっと後かな」――10テラHDDの評判

 先週金曜日、 HGSTとSeagateから10TBの3.5インチHDDが発売された。HGSTの「Ultrastar He10 HUH721010ALE600」とSeagateの「Enterprise Capacity 2.5 HD ST10000NM0016」で、税込み価格は8万3000円前後と8万1000円弱。どちらもヘリウムを封入しており、MTBF(平均故障間隔)250万時間の高耐久タイプだ。

TSUKUMO eX.の10TバイトHDD入荷POP

 10TBのストレージは、2015年10月にPCI Express x4型SSD「NS570」が204万1200円で受注販売しているが、一般的な流通に乗るのは初めて。発売前から複数のショップが予約を受け付けていたこともあり、注目度は高い。

 TSUKUMO eX.は「10テラの大台に乗ったということで、今後のストレージ事情をうらなう製品として関心を寄せている人は多いですね」という。

 ただし、売れ行きはまだこれからといった状況だ。BUY MORE秋葉原本店は「この容量帯はNAS向けか法人向けとなりますからね。NASにしても、8TBが半額以下で買えるからまだ手を出す人は少ないでしょう。実際、買われる場合も半ば調査目的で1台をということばかりで、複数台買いはまだみられません」と実情を語る。それゆえに、現在は各ショップが2モデルとも潤沢な在庫を確保している状況だ。

 先々の動向については、某ショップが語った「今後値が落ち着いてくるのは確実ですけど、個人が求める容量との乖離(かいり)があるので、自作市場で主役になりえるかは微妙なところだと思います」というコメントが象徴的だ。長い目で今後に注目していきたい。

HGST「Ultrastar He10 HUH721010ALE600」

Seagate「Enterprise Capacity 2.5 HD ST10000NM0016」

 なお、時を同じくして、WDから監視システム向けの8TB HDD「WD Purple WD80PUZX」も登場している。こちらもヘリウムを封入している。価格は4万円弱で、メーカー保証は3年と長い。

WD「WD Purple WD80PUZX」

       1|2|3|4 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年02月13日 更新
  1. 6500円でデスクに新風! Thermalrightの小型液晶がヒット、背景にメモリ高騰? (2026年02月09日)
  2. ワコムが安い? 驚きの2025年を振り返り メモリ高騰におびえる2026年の「自作PC冬眠」と「次世代CPU」への期待 (2026年02月12日)
  3. キンタロー。も驚くほぼ「入力ゼロ」の“次世代”確定申告 2026年の弥生は3つのAI活用とデスクトップ製品強化を両輪に (2026年02月12日)
  4. 元Appleのジョナサン・アイブが手掛けるフェラーリ初EVの内装デザイン公開 物理ボタンとデジタルの融合 (2026年02月10日)
  5. 新ARグラス「XREAL 1S」を試す 解像度と輝度が向上、BOSEサウンドで没入感アップ “3D変換”も大きな魅力 (2026年02月10日)
  6. マウス社長が3日間“フル参戦”した理由とは? 大阪・梅田のど真ん中で起きた“eスポーツ×地域振興”の化学反応 (2026年02月11日)
  7. アイ・オー、拡張ドック機能を備えたType-C接続対応の27型4K液晶ディスプレイ (2026年02月12日)
  8. ASRock、“CPU起動トラブルを解決”するSocket AM5マザー用のβ版BIOSを公開 (2026年02月10日)
  9. 「雲」から降りてきたAIは「パーソナル」な存在になれるのか――開催から1カ月経過した「CES 2026」を振り返る (2026年02月12日)
  10. 梅田の街がeスポーツに染まった3日間――「Osaka GeN Scramble」で見えた、地域とデバイスが融合する最新イベントの形 (2026年02月10日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年