ASUSTeKからは光モノ関連の新製品も登場している。同社のイルミネーション機能「Aura Sync」に対応したLEDストリップ「ROG ADDRESSABLE LED STRIP」で、税込み価格は2700円弱。長さは約60cm。3ピンアドレサブルLEDヘッダーでマザーボードに接続して使う。テープの各所にあるROGロゴマークも光る仕様だ。
こうした光モノグッズは近頃の自作PC市場をけん引する原動力の1つになっており、複数の店舗で売り場やデモコーナーがじわじわと広がっているのが分かる。
TSUKUMO eX.は「eスポーツからゲーミングPCに注目する若い層が増えていて、その中の一部の人が光モノにも興味を持つようになっています。MOD PC界隈も盛り上がっていますし、ここ1〜2年は本当に新規の流れがすごいですね」と語る。取材中も小学校高学年とみられる2人組が光モノコーナーを物色するなど、新たらしい層の増加を実感できた。
なお、光モノに興味を持つ層にも、ROG ADDRESSABLE LED STRIPのようにマザーボードメーカー制御のシステムでそろえる側と、CorsairやNZXT、サーマルティクなどの専門ブランドで統一する側の2極化が進んでいるという。
「マザー制御はトータルコストが安く済むのと手っ取り早く始められるのとでカジュアルな人気があります。専門ブランドでそろえる場合はそれなりにコストがかかりますが、光量やカスタム幅の大きさがグンと広がるので究極を目指す人たちはそちらに集まっています。混合タイプの方も若干いらっしゃいますが、傾向としては2手に分かれていますね」(同)
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