スマート加湿器とスマートスピーカーの相性を試す山口真弘のスマートスピーカー暮らし(2/3 ページ)

» 2019年02月06日 07時00分 公開
[山口真弘ITmedia]

スマホアプリから簡単に操作可能で実用性も高い

 本製品は、本体前面パネル以外に、スマホアプリからも操作が行える。タイマーの時間は本体側では2、4、6時間の3段階切り替えだったが、アプリからだと最大12時間まで設定できる他、本体前面および内部の発光を止める操作も可能なので、夜中に光が明るすぎる場合も、ベッドの中からスマホで操作できる。

 設定方法はごく一般的で、まずはアカウントを作成し、機器を選択してWi-Fi設定を実行する。アイコンを選んで機器名(加湿器)をつければ利用可能になる。必要に応じて、スマートスピーカーとの連携設定を行うこともできるし、行わずに終了してアプリだけで使っても構わない。試した限りでは分かりやすく、初心者でも設定は容易だろう。

TT-AH023TT-AH023 スマホアプリ「SunHome」で設定を行う(画面=左)。利用にあたってはアカウントへのサインアップが必要だ。Wi-Fiの設定を行ったら、アイコンを選んで機器名をつければ利用可能になる(画面=右)
TT-AH023TT-AH023 設定を完了するとスマートスピーカーと連携させるかを聞かれる(画面=左)。ここで終了してアプリだけで使ってももちろん構わない。スマホアプリの操作画面(画面=右)。普段使うのは、基本的にこの1画面だけで済む。操作性は良好だ
TT-AH023 シーン設定にも対応している
TT-AH023 本体前面のパネルとアプリの比較。ミスト放出量を示す表示の並びが、本体LEDは「強」「中」「弱」なのに対し、アプリは逆向きの「弱」「中」「強」と、やや整合性が取れていない箇所もある

実用性に乏しいスマートスピーカー連携

 本体およびアプリからは直感的に操作できる本製品だが、スマートスピーカーとの連携機能はどうなのだろうか。実際に使ってみたが、やや微妙な出来というのが正直な感想だ。今回はAmazon Echoからの操作を例に見ていこう。

 Alexaとの連携は、スマートホームスキルではなく、カスタムスキルで行う。つまり前回紹介した+Styleのスマートアロマミストポッドのように、機器名を「つけて」「消して」というシンプルな音声コマンドでは操作ができず、最初に「アレクサ、タオ加湿器を開いて」でスキルを起動してから、具体的な指示を行うという二段構えの操作になる。

TT-AH023TT-AH023 Alexaスキル「タオ加湿器」を用いることでAmazon Echoと連携できる(画面=左)。他にもGoogle Homeとの連携にも対応する。セットアップ中は音声コマンドの例が表示される(画面=右)

 この仕組み自体は、電源オン・オフ以外の操作もできるメリットがあり、シンプルさよりも多機能さを優先した結果ということで納得なのだが、実際に音声でやりとりを行うと、毎回ものすごい量のフィードバックが返ってきて驚かされる。例えば、運転を開始するだけでこんな具合だ。

筆者 「アレクサ、タオ加湿器を開いて」

Alexa 「タオ加湿器スキルへようこそ。ご使用の機器は1台で、それらの名前は加湿器です。加湿器を○○と言って、どのように加湿器をコントロールすれば良いか指示してください」

筆者 「加湿器をオンにして」

Alexa 「はい、私はご主人様のデバイスを制御しています。機器を利用しない場合は、『ストップ』と言ってください。」

(加湿器がオンになりミストの放出が始まる)

Alexa 「加湿器を○○と言って、どのように加湿器をコントロールすればよいか指示してください。音声コントロールのご利用方法がわからない場合、ヘルプと言ってください」

(しばらく放置しているとスキルが自動終了)

 ちなみに、このメッセージは企業のサポート電話などで使われている対話式のシステムのように、読み上げ中に操作することでメッセージを切り上げられない。Alexa自体、こうした音声のフィードバックを極力減らすために昨年「シンプル応答モード」を導入したことを考えると、むしろ全体の方針に逆行している印象だ。

 また、自動終了を待たずにスキルを終了させる場合は「ストップ」と言えばよいのだが、スッと終わるのではなく、こちらも長いメッセージを残して終了する。具体的には以下のようなやりとりになる。

筆者 「ストップ」

Alexa 「タオ加湿器スキルをご利用いただきありがとうございます。良い1日をお過ごしくださいね!」

 メッセージ自体が長すぎることに加え、本来は1日(いちにち)と読み上げるべきところを、1日(ついたち)と読み上げるなど、漢字の読み方自体も間違っている。Alexaでは「1日」を「ついたち」としか読み上げられないのであれば、漢字の「一日」にするか、それもダメなら文言自体を別のものに差し替えるなど、いくらでも手はあるだろう。

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