AppleがmacOS Monterey 12.4を提供開始 保存している古いPodcastsの自動削除に対応

[山本竜也，ITmedia]

　Appleが5月16日（現地時間）、macOS Montereyの新バージョン12.4を提供開始した。大量の脆弱（ぜいじゃく）性を修正するセキュリティアップデートが主な内容だが、Apple Podcastの新機能が追加されている。

macOSの新バージョン「macOS Monterey 12.4」が公開

　macOS Monterey 12.4では、Apple PodcastsがMacに保存するエピソードを制限し、古いエピソードを自動削除する設定が追加された。また、Studio Display Firmware Update 15.5に対応し、ノイズリダクション、コントラスト、フレーミングなどのカメラのチューニングが改良されている。

　セキュリティ面では、70件以上の脆弱性に対して修正を行っている。Apple製品だけではなく、サードパーティーのドライバーやツールなどの修正も含まれている。カーネル権限で任意のコードを実行できる脆弱性などもあるので、早めにアップデートをしておいた方がいいだろう。

脆弱性の修正点は数が多いので、早い対処が望ましい