Googleは8月16日(現地時間)、デスクトップ向けのChrome 104を安定(Stable)チャネルでリリースした。11件のセキュリティが修正されており、そのうち1件は既に悪用が確認されているという。
11件の修正のうち、CVE番号が明らかになっているのは外部の研究者らによって修正が提供された10件で、深刻度の内訳としては「Critical(緊急)」が1件、「High(高)」が6件、「Medium(中)」が3件だ。このうち、「CVE-2022-2856(深刻度 : High)」については、既に悪用が確認されているとしている。
インテントで信頼できない入力の検証が不十分という問題だが、詳細は明かされていない。ともあれ、早急にアップデートをしておいた方がいいだろう。この他、内部監査やファジングなどにより見つかった問題も修正されている。
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