7月26日、マウスコンピューターが2016年の「DAIV」以来、久しぶりの新ブランド「NEXTGEAR」を発表、同時に販売を開始した。同社直販サイト限定のゲーミングデスクトップPCとなるが、同社の一部ダイレクトショップ(秋葉原と新宿)では展示がスタートしており、早速チェックに行ってみた。
従来の「G-Tune」シリーズはハイエンドからローエンドまで幅広いラインアップを備えていたが、新ブランドのNEXTGEAR JGシリーズは、AMDプロセッサを搭載したミドルレンジクラスのゲーミングデスクトップPCだ。
CPUやGPU、電源ユニットの違いで全5モデルのベースモデルが用意され、それぞれBTOで細かなカスタマイズが行える。5モデル共通の仕様は16GB(8GB×2)のメモリ(最大64GB)と1TB M.2 SSDのストレージ、OSはWindows 11 Homeだ。
最大のポイントは、コストパフォーマンスを重視した価格にある。CPUの水冷クーラー(240mm)を搭載した最上位モデルが17万9800円、GeForce GTX 1660 SUPER採用のエントリーモデルなら10万9800円(いずれも税込み、以下同様)と手堅くまとまっている。24時間365日の電話サポートや3年間のセンドバック保証が付帯しているのも見逃せない。
NEXTGEAR JGシリーズ | |
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NEXTGEAR JG-A5G1D | |
型番 | JGA5G1DB5AAAW101DEC |
CPU | Ryzen 5 4500(6コア12スレッド/3.6GHz〜4.1GHz) |
メモリ | 16GB(8GB×2/DDR4-3200) |
GPU | NVIDIA GeForce GTX 1660 SUPER(6GB) |
ストレージ | 1TB(M.2 SSD) |
電源ユニット | 500W |
税込み価格 | 10万9800円 |
NEXTGEAR JG-A5G60 | |
型番 | JGA5G60B5AACW101DEC |
CPU | Ryzen 5 4500(6コア12スレッド/3.6GHz〜4.1GHz) |
メモリ | 16GB(8GB×2/DDR4-3200) |
GPU | GeForce RTX 4060(8GB) |
ストレージ | 1TB(M.2 SSD) |
電源ユニット | 750W |
税込み価格 | 12万9800円 |
NEXTGEAR JG-A5G6T | |
型番 | JGA5G6TB5AACW101DEC |
CPU | Ryzen 5 4500(6コア12スレッド/3.6GHz〜4.1GHz) |
メモリ | 16GB(8GB×2/DDR4-3200) |
GPU | GeForce RTX 4060 Ti(8GB) |
ストレージ | 1TB(M.2 SSD) |
電源ユニット | 750W |
税込み価格 | 14万9800円 |
NEXTGEAR JG-A7G60 | |
型番 | JGA7G60B5ABCW101DEC |
CPU | Ryzen 7 5700X(8コア16スレッド/3.4GHz〜4.6GHz) |
メモリ | 16GB(8GB×2/DDR4-3200) |
GPU | GeForce RTX 4060(8GB) |
ストレージ | 1TB(M.2 SSD) |
電源ユニット | 750W |
税込み価格 | 15万9800円 |
NEXTGEAR JG-A7G6T | |
型番 | JGA7G6TB5ABCW101DEC |
CPU | Ryzen 7 5700X(8コア16スレッド/3.4GHz〜4.6GHz) |
水冷クーラー | ○(CPU) |
メモリ | 16GB(8GB×2/DDR4-3200) |
GPU | GeForce RTX 4060 Ti(8GB) |
ストレージ | 1TB(M.2 SSD) |
電源ユニット | 750W |
税込み価格 | 17万9800円 |
そして同社としては新機軸となる、SNSで約9000人におよぶアンケート結果を製品に反映させたのもポイントだ。アンケートは「ロゴデザイン」と「シャシー」について行われており、ミニタワーケースの前面は「X」のようなクロスをかたどった形状になっている。
同時に、NEXTGEARシリーズのロゴマークの「NG」がクロスの中央に配置され、ブランドカラーのマゼンタで彩られている。これまでのG-TuneやDAIVといった他ブランドとは一線を画す色合いとデザインに仕上がった。
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