M4搭載「Mac mini」を試して分かった注意点(2/2 ページ)

» 2025年01月27日 12時00分 公開
[山本竜也ITmedia]
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ベンチマークで性能を確認

 PCとしての性能はいまさら説明するまでもないとは思うが、一応、ベンチマークテストで確認しておこう。利用したのはCINEBENCH R23とCINEBENCH 2024、そしてGeekbench 6だ。参考として、M3チップ(8コアCPU/10コアGPU)を搭載したMacBook Airの結果も掲載する。

CINEBENCH R23

Mac mini(M4)

  • CPU(マルチコア):1万3868pts
  • CPU(シングルコア):2217pts

MacBook Air(M3)

  • CPU(マルチコア):9316pts
  • CPU(シングルコア):1895pts
Mac mini M4チップ SoC デスクトップPC Apple マック アップル 超小型 テスト CINEBENCH R23のスコア

CINEBENCH 2024

Mac mini(M4)

  • CPU(マルチコア):944pts
  • CPU(シングルコア):174pts
  • GPU:4157pts

MacBook Air(M3)

  • CPU(マルチコア):552pts
  • CPU(シングルコア):141pts
  • GPU:3780pts
Mac mini M4チップ SoC デスクトップPC Apple マック アップル 超小型 テスト CINEBENCH 2024のスコア

Geekbench 6

Mac mini(M4)

  • CPU(マルチコア):1万5110
  • CPU(シングルコア):3872
  • GPU(OpenCL):3万8114
  • GPU(Metal):5万7961

MacBook Air(M3)

  • CPU(マルチコア):1万1839
  • CPU(シングルコア):3165
  • GPU(OpenCL):3万1711
  • GPU(Metal):4万9173
Mac mini M4チップ SoC デスクトップPC Apple マック アップル 超小型 テスト Geekbench 6のスコア

 Mac miniとMacBook AirでCPUのマルチコアのスコアの差が大きいが、これは単純にコア数の差(M4は10コア、M3は8コア)によるものだ。シングルコアで比較すると、M4はM3のおおむね2割増しのスコアになっている。なお、シングルコアのスコア的には、第14世代のCore i9と同程度だ。

 GPUに関しても、1〜2割アップといったところだ。最近はMac対応ゲームも増えてきているとはいえ、まだゲームのためにMacを購入するという人は少ないと思うが、動画や写真の編集もある程度快適に行える性能と考えていい。

自宅やオフィスでのデスクワーク中心ならおすすめ

 実際どんな人にお勧めなのかを考えてみると、大前提として持ち運ぶ必要がない人ということになる。非常にコンパクトではあるので、宿泊先のホテルなどで電源を確保できるのなら持ち運べなくもない。XREALなどのARグラスと組み合わせれば、ディスプレイの問題も解決する。とはいえ、そこは素直にMacBookを使った方がいいだろう。

Mac mini M4チップ SoC デスクトップPC Apple マック アップル 超小型 テスト 片手で持てるサイズなので、その気になれば持ち運んで使用することもできるが、その用途なら素直にMacBookを選んだ方がいいだろう

 逆に外に持ち出すことはなく、自宅やオフィスでの作業がメインということであれば、設置場所も取らないので快適に利用できる。バッテリーを搭載していないため、電源につなぎっぱなしでバッテリーが劣化してしまうという問題も起こらない。ディスプレイ、マウスやキーボードを別途用意する必要はあるものの、自分好みのものを利用できと考えればそこまでデメリットにはならないだろう。

 Windowsでしか利用できないアプリを使用する必要があるという場合も、有償の「Parallels Desktop」や無料化された「VMware Fusion Pro」を利用すれば多くの場合なんとかなるはずだ。ノートPCではなく、コストパフォーマンスに優れたデスクトップPCの購入を考えているのであれば、悪くない選択肢になりそうだ。

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