Valveは6月12日、Steamクライアントのβ版を更新し、Apple Siliconのネイティブ対応を実現した。Steamクライアントとエントリーとヘルパーアプリがネイティブで動作するようになった。
2020年に登場したApple Silicon(M1チップ)以降、ついに移行を果たした格好だ。
これまでは、Rosetta 2を経由しての実行となっていたため動作がもたついたり、パフォーマンスが低下しがちだったりしたが、ネイティブ対応となったことで表示の高速化やタブの切り替え、ライブラリーの読み出しなどがスムーズになる。
6月に開催された「WWDC25」で、次期OS「macOS Tahoe 26」においてIntel Macのサポートが終了すること、Rosetta2もmacOS 27までに段階的に廃止されることを受けた形だ。
macOS向けのゲームタイトルはそれほど多いわけではないが、ベースとなるクライアントアプリの最適化は待ち望まれていたものだ。
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