Mac版SteamクライアントがApple Siliconにネイティブ対応 β版を提供中

» 2025年06月14日 16時00分 公開
[ITmedia]

 Valveは6月12日、Steamクライアントのβ版を更新し、Apple Siliconのネイティブ対応を実現した。Steamクライアントとエントリーとヘルパーアプリがネイティブで動作するようになった。

 2020年に登場したApple Silicon(M1チップ)以降、ついに移行を果たした格好だ。

Steam クライアント β アプリ 最適化 Apple Silicon ネイティブ対応 Valve β版だが、ついにApple Siliconにネイティブ対応となった

β版でApple Siliconにネイティブ対応 バグ修正やフォントの変更も

 これまでは、Rosetta 2を経由しての実行となっていたため動作がもたついたり、パフォーマンスが低下しがちだったりしたが、ネイティブ対応となったことで表示の高速化やタブの切り替え、ライブラリーの読み出しなどがスムーズになる。

 6月に開催された「WWDC25」で、次期OS「macOS Tahoe 26」においてIntel Macのサポートが終了すること、Rosetta2もmacOS 27までに段階的に廃止されることを受けた形だ。

 macOS向けのゲームタイトルはそれほど多いわけではないが、ベースとなるクライアントアプリの最適化は待ち望まれていたものだ。

Steam クライアント β アプリ 最適化 Apple Silicon ネイティブ対応 Valve Steamで提供されているmacOS対応のゲームタイトル

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