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Windows 11 Insider Programで初期設定時に「任意のユーザーフォルダー名」を付ける“裏技”が登場 ローカルアカウントでのセットアップから卒業できるか?βチャネル対象

» 2025年10月07日 18時00分 公開
[井上翔ITmedia]

 Microsoftは10月6日(米国太平洋夏時間)、Windows 11 Insider Programのβチャネルにおいて、バージョン24H2の最新βビルド「26120.6772(KB5065797)」を公開した。このβビルドでは、Microsoft アカウントでセットアップを進めた際に起こる“ある問題”を解決するための取り組みがテストされている。

Microsoft Windows 11 Version 24H2(26120.6772)のリリースを告知するWindows Blogのエントリー

Microsoft アカウントでも任意の「ユーザーフォルダー名」を指定可能に

 Microsoftでは、Windows 11のログイン(サインイン)時に個人では「Microsoft アカウント」、法人(団体)では「Microsoft Entra ID」を使うことを強く推奨しており、ローカルアカウントでのログインを極力排除しようとしている。

 Microsoft アカウントやEntra IDでログインした上でWindows 11の初期設定を行うと、そのユーザーの個別フォルダーに任意の名前を付けられないという問題がある。筆者の場合、それを嫌って“裏技”でローカルアカウントを作った後、Microsoft アカウントとひも付けるという方法を取っている。

こういう名前で付けられない 筆者はユーザーフォルダーの名前を「Sho INOUE」にしたいのだが、Microsoft アカウントでサインインして初期設定するとアカウントのメールアドレスの冒頭5文字になってしまうので困る

 筆者のように感じるユーザーが多いことを察知したのか、Microsoftは今回の最新βビルドにおいてMicrosoft アカウントを使った初期設定でもユーザーフォルダー名を任意設定できる“裏技”を新たに設けた。手順は以下の通りだ。

  1. Microsoft アカウントでのサインインを要求する画面が出てきたら「Shift+F10キー」を押す
  2. コマンドプロンプトが出てきたら「cd oobe」と入れてEnterキーを押す
  3. SetDefaultUserFolder.cmd (希望するフォルダー名)」を入力してEnterキーを押す
  4. コマンドプロンプトを閉じてセットアップを続行する

 (希望するフォルダー名)は最大16文字で設定できるが、Unicodeに定義されている文字である必要がある(特殊文字は削除される)。コマンドが正しく受け付けられると、ユーザーフォルダーの名前が設定した通りになる。

 特に名前を指定しない場合は、従来通りのルール(Microsoft アカウントのメールアドレスの先頭5文字)でユーザーフォルダーが生成される。

初期設定時のローカルアカウント作成機能は廃止へ

 従来の“裏技”でローカルアカウントを作成した場合、セットアップはオフラインで進められる。オフラインでのセットアップ時は、後から登場した更新プログラムやメーカー固有の設定をダウンロードできないため、セットアップ自体が不完全になることがある

 今回、Microsoftが新しい“裏技”の導入をしたのはオフラインでの“不完全な”セットアップを撲滅する目的があるものと思われる。今後、Microsoftでは初期設定時にローカルアカウントを作成する“裏技”を撤廃(廃止)する方針だ。

裏技の入れ替え 新たな“裏技”が登場する代わりに、古い“裏技”が廃止されるイメージで考えると良さそう

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