Insta360 Japanは10月28日、全天球カメラの新製品「Insta360 X4 Air」を発表した。現行のフラグシップモデルと比べて小型軽量ながら、8K/30pの360度映像を撮影できる。同日から発売しており、価格は5万6900円から。
4月に発売した「Insta360 X5」は高度なクリエイター用途も見据えたフラグシップモデルだったが、今回のInsta360 X4 Airは、多くの機能をX5から引き継ぎながらも「コンパクトで旅に最適なデザインに仕上げた」(同社)という。カラーバリエーションはグラファイト・ブラックとアークティック・ホワイト。
サイズは約46(幅)×37(奥行き)×113.8(高さ)mmで、重さは約165gとなっている。Insta360 X5のサイズは約46(幅)×38.2(奥行き)×124.5(高さ)mm、重さ約200gだったので、X5比で縦方向に短くなり、軽くなった。
Insta360 X5は1/1.28型センサーを搭載していたのに対し、Insta360 X4 Airは1/1.8型センサーを搭載している。また、X5にあった2基のプロ・イメージング・チップやPureVideoモードなどが省かれているため、低照度撮影に向いていない可能性があるが、価格はX5比で2万7900円安い。
バッテリー容量は2010mAhで、8K/30fpsの場合は最大88分の連続録画(室温25度の場合)が可能だ。本体の防水は水深15mまで、専用の潜水ケースを装着すると水深60mまで対応できる。
PC USERでは後日、Insta360 X4 Airの実機レビューをお届けする予定だ。
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