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絵を描かないけどワコムのAndroid有機ELタブ「MovinkPad Pro 14」を買ってみた “極上のメモデバイス”兼“高解像度サブディスプレイ”に大満足「目指せ↑ワンランク上の仕事術」デジモノ探訪記(2/4 ページ)

» 2025年11月28日 12時30分 公開
[石黒直樹ITmedia]
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アンチグレアのディスプレイを備えたMovinkPad Pro 14

 簡単に言えば、Androidタブレットの使い勝手を液晶ペンタブレットとして全振りしたデバイスです。かなりとがっています。特徴的な点をいくつか挙げるとともに、私の所感もお伝えします。

 まず、ディスプレイは14型の有機EL(OLED)ですが、表面は指紋防止や反射防止の機能を備えたアンチグレアとなっています。

 一般的な写真や動画が美しく見えることを目指したタブレットとは一線を画します。書き心地、イラストの表示を最優先した仕様です。私はアンチグレアの処理が好みです。光沢系は反射で目が痛くなるので苦手です。

 所有するiPad ProやMacBook Proも、(高価ですが)同様の「Nano-textureガラス」を採用したモデルに買い換えました。WindowsのノートPCもアンチグレア系のフィルムを貼っています。最近ではiPhone Airもアンチグレアタイプにしました。スマホでアンチグレアにしたのは初めてのような気がします。当然、普段利用するメインPCの大型ディスプレイもアンチグレアタイプです。

 MovinkPad Pro 14のアンチグレアは、iPad ProのNano-textureガラスと同等のレベルにあると感じます。非常にレベルが高いですね。

photo 左がMovinkPad Pro 14、右が11インチiPad Pro(M4) Nano-textureガラス。照明の反射度合いが分かりますでしょうか

 そして当然、私のお気に入りのペン「Wacom Pro Pen 3」が使えます。充電不要なタイプです。私はiPad+Apple Pencilの“カツカツ感”が苦手ですが、Pro Pen 3は柔らかな書き心地です。手によるタッチ誤作動を防ぐパームリジェクションも優秀です。

 そしてなんと、MovinkPad Pro 14はカメラ非搭載です。最近は背面のカメラが飛び出していて、ガタガタするようなデバイスも多いですが、MovinkPad Pro 14はスパッとカメラを排除しています。個人的には非常に素晴らしい割り切りだと感じているのですが、デメリットもあります。この点は後述します。

photo 背面色も好みです

 スペックはハイエンドではないですが、SoCにSnapdragon 8s Gen 3、メモリは12GB、ストレージは256GBを搭載しています。最近のデバイスでは珍しい、microSDメモリーカードも使えます。実際の使用感としてもサクサク動き、快適です。

 本体の厚さは約5.9mmと、薄さが売りで発売されたiPhone Airの約5.64mmに肉薄しています。ただし、重さは約699gと、サイズを考えると可もなく不可もなくといったところです。

 近いサイズの「Galaxy Tab S8 Ultra」(14.6型)も使っていますが、こちらは約726gです。最新のiPad Pro M5 13インチは約579gなので、iPad Proが一歩リードといったところでしょうか。

photo 左がMovinkPad Pro14、右がGalaxy Tab S8 Ultra。ほぼ同サイズです

 純正カバーも購入しました。ペンは本体にマグネットでくっつくようなギミックはありません。純正カバーにはペンホルダーがあります。

 純正カバーは昔のiPadの“お風呂のフタ”のように、画面のみ保護するタイプです。背面まで保護すると重く、分厚くなるので、これで良いと思います。ただし、本当に保護するだけで、スタンドになるといったギミックはありません。

photo 純正カバー。赤丸部分がマグネットとなっており、バチンと装着できます

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