「Plaud Note Pro」実機レビュー 画面搭載で何が変わった? “付ける”NotePinとの決定的な違い(2/2 ページ)

» 2025年12月11日 12時00分 公開
[山本竜也ITmedia]
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ハイライト機能とアプリの大幅刷新

 Plaud Note Proは、新機能としてハイライト記録に対応している。これは録音中に重要だと思ったシーンで本体のボタンを短押しすると、アプリ上でそのシーンが重要だと記録され、要約などに反映される。

 なお、本体操作でのハイライト追加はPlaud Note Pro独自の機能だが、従来のPlaud NoteとPlaud NotePinでもアプリからハイライトの追加が可能になっている。

 Plaud Note Proの発売に合わせて、モバイルアプリもバージョン3.0へと大幅にアップデートされた。録音中に重要な瞬間をハイライトとして指定できるだけでなく、画像やテキストも追加可能になった。プレゼンテーションの録音中にスライドを撮影したり、ミーティング中のホワイトボードの内容を記録したりといった使い方が可能だ。

Plaud NotePin Note Pro Ai ボイスレコーダー 便利 ウェアラブルiPhone 録音中にPlaudアプリを立ち上げると、ハイライトや写真、テキストを入力できる。ハイライトは、タップするとその場で最大30秒前の内容から要約を作成する

 ハイライトや写真、テキストにはタイムスタンプも付加され、要約とは別に「録音ハイライト」が作成される。追加したハイライトや写真、テキストの該当箇所を簡単にまとめて、時系列で並べて表示してくれるため、全体の流れが通常の要約よりも把握しやすい。

Plaud NotePin Note Pro Ai ボイスレコーダー 便利 ウェアラブルiPhone 文字起こしと要約を行うと、「録音ハイライト」が作成される(左)。通常の要約(右)よりも時系列になっているので内容を追いやすい

 要約機能も進化した。従来は1つの録音に対して1つの要約しか作成できなかったが、新バージョンでは複数の要約が作成できるようになった。Plaudには複数のテンプレートが用意されており、目的に応じて使い分けることができそうだ。

Plaud NotePinとの使い分けは「使用環境」で判断

 ここからは、実際に使ってみた感想と、Plaud NotePinとの使い分けについて触れていこう。

 Plaud Note Proはカード型の形状なため、机がある環境での使用に向いている。会社でのミーティングやプレゼンテーションなどであれば、机上に出しておけば問題ないだろう。Plaud NotePinと比べると録音された音量も大きく、聞き取りやすくなっていた。

 一方、机がない環境では使い勝手が悪くなる。通常のミーティングで机がないということは少ないと思うが、筆者がよく参加する製品発表会や記者発表では机がないことも多い。スマートフォンで録音する場合は、カバンを台にして置いており、Plaud Note Proも同様にすれば一応置けるものの、少々不安定だ。試しにカバンのポケットに入れたまま録音してみたが、当然ながら録音品質はあまり良くなかった。

 その点、Plaud NotePinは服などにとめられるので、机の有無に関係なく使用できる。汎用(はんよう)性という点では、Plaud NotePinに軍配が上がる。ただし、Plaud Note Proはディスプレイ搭載という大きなメリットがある。録音を開始したことが視認しやすく、録音ミスも減らせるのは重要なポイントだ。

Plaud NotePin Note Pro Ai ボイスレコーダー 便利 ウェアラブルiPhone 筆者は普段、カバンのベルトにPlaud NotePinを付けて利用している

 このため筆者は当面、両デバイスを併用していく予定だ。Plaud Note Proが使える環境であればこちらで録音し、そうでない環境ではPlaud NotePinで録音するという使い分けを考えている。

 ちなみに、2つのデバイスで同時に録音もできる。スマートフォンに同期されるのは接続しているデバイスのみだが、アプリ上で接続デバイスを切り替えれば、そのタイミングで同期される。

 これからPlaudデバイスを購入する人は、どのような環境で録音するのかを考えて選んでほしい。主に会議室での録音や、スマートフォンでの通話録音を想定しているならPlaud Note Proが向いている。一方で、さまざまな場所で使用する予定なら、汎用性の高いPlaud NotePinをお勧めしたい。

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