「Plaud Note Pro」実機レビュー 画面搭載で何が変わった? “付ける”NotePinとの決定的な違い(1/2 ページ)

» 2025年12月11日 12時00分 公開
[山本竜也ITmedia]
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

 まるで名刺サイズの板のようなボディーが目をひく「Plaud Note Pro」は、AIボイスレコーダーを手掛けるPLAUDの新モデルだ。価格は3万800円で、カラーはシルバーとブラックの2色展開となる。

 PLAUDのAIボイスレコーダーとしては、カードサイズの「Plaud Note」、ウェアラブルタイプの「Plaud NotePin」が発売済みで、Plaud Note ProはPlaud Noteの上位モデルという位置付けだ。

 筆者は普段、Plaud NotePinを愛用しているが、執筆時点では2週間ほどPlaud Note Proも併用してみた。録音してAIで文字起こしや要約を行うという機能自体は同じだが、実際に利用してみると、それぞれ活躍するシーンはかなり異なっている印象を受けた。

Plaud NotePin Note Pro Ai ボイスレコーダー 便利 ウェアラブルiPhone Plaud NotePin(左)とPlaud Note Pro(右)

 そこで今回は、Plaud Note Proの新機能を確認しつつ、Plaud NotePinとの比較や、新しくなったPlaudアプリについても紹介していこう。

ディスプレイ搭載で使い勝手が向上したカード型レコーダー

 Plaud Note Proは、薄型カードサイズのAIボイスレコーダーだ。ボディーサイズはPlaud Noteと全く同じ約54.1(幅)×85.6(奥行き)×2.99(厚さ)mmで、重さも約30gと変わらない。

Plaud NotePin Note Pro Ai ボイスレコーダー 便利 ウェアラブルiPhone Plaud Note ProのサイズはPlaud Noteと共通だ。本体はアルミ製でひんやりとした感触になっている。写真はブラックカラーのモデルだ
Plaud NotePin Note Pro Ai ボイスレコーダー 便利 ウェアラブルiPhone 背面には充電用のPOGOピンがある
Plaud NotePin Note Pro Ai ボイスレコーダー 便利 ウェアラブルiPhone 付属品一式。MagSafeケースと充電ケーブルに加え、マグネットリングも付属するので、MagSafe非対応のスマートフォンにも貼り付けられる
Plaud NotePin Note Pro Ai ボイスレコーダー 便利 ウェアラブルiPhone 充電はケースに入れたままでも可能だ

 最大の違いは、0.95型のAMOLEDディスプレイが追加されたことだ。Plaud NoteやPlaud NotePinでは、録音状態は小さなLEDでしか表示されず、録音しているつもりが、実は録音できていなかった失敗を何度か経験した。

 その点、Plaud Note Proでは録音開始時に波形が表示されるので、録音が始まったことを視覚的に確認しやすくなっている。

Plaud NotePin Note Pro Ai ボイスレコーダー 便利 ウェアラブルiPhone 0.95型ディスプレイが追加されたのが、外観上の大きな特徴だ。バッテリー残量も確認できる。実測の重量は29.8gだった
Plaud NotePin Note Pro Ai ボイスレコーダー 便利 ウェアラブルiPhone こちらは先行して発売されたPlau Note。Proとは画面と切り替えスイッチの有無で見分けができる。実測重量は29.2gだった
Plaud NotePin Note Pro Ai ボイスレコーダー 便利 ウェアラブルiPhone Plaud NotePinは、小さなLED(Aのロゴ内で赤く光っている点)でしか状態を確認できない。また、持ち運んでいる際に誤って動作してしまい、いざというときにバッテリーが減っているということもあった。実測の重量は23gと、シリーズの中で一番軽い

 マイクも強化された。従来の2個から4個に増加し、録音範囲も最大5mと従来の約3mから拡大している。AI指向性収音技術により、周囲の雑音を低減してクリアに録音できるという。

 なお、最大5mの範囲で録音できる「音声強化モード」(アプリ上の表示では高性能モード)では、最大30時間の連続録音に対応するが、録音範囲を約3mに狭めることで、最大50時間の連続録音が可能な「長時間駆動モード」(アプリ上では省電力モード)に切り替えることもできる。

 また、カード型のAIボイスレコーダーで標準的な機能として、スマートフォンの背面に取り付けることで通話を録音できるという機能も搭載している。Plaud Note Proでは通常の録音と通話録音を認識して自動でモードが切り替わるようになった。従来のPlaud Noteでは切り替えスイッチを操作する必要があったので、この改善は便利だ。

 ただし、最近はスマートフォン自体に録音機能を用意しているモデルも多く、イヤフォンで通話する場合も利用できないので、実際の出番は限られるかもしれない。

Plaud NotePin Note Pro Ai ボイスレコーダー 便利 ウェアラブルiPhone 付属のMagSafeケースに入れれば、MagSafe対応のスマートフォンに貼り付け可能だ。Googleのスマホ「Pixel 10」でも使用できる
Plaud NotePin Note Pro Ai ボイスレコーダー 便利 ウェアラブルiPhone ただし、サムスン電子の「Galaxy Z Fold 7」はカメラが干渉してしまい貼り付けられない
       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年06月27日 更新
  1. Apple製品が一斉値上げ、Mac Studioは9万円超も 主要モデルの新価格まとめ (2026年06月25日)
  2. 血管の健康状態も可視化! サブスク不要で「振動通知」を備えた意欲作のスマートリング「RingConn Gen 3」を試す (2026年06月25日)
  3. 手首の負担を減らす“逆チルト”が秀逸! Razer初の多機能エルゴキーボード「Pro Type Ergo」はオフィスの救世主に (2026年06月26日)
  4. Gemini搭載「Google Home スピーカー」は買いか? 6年ぶりの新モデルを試して分かった賢さと課題が見え隠れする“次世代機”の現在地 (2026年06月24日)
  5. 8980円の「SwitchBot 屋外パンチルトカメラ5MP」を試す 約500万画素で人物追跡、有線LAN接続も (2026年06月24日)
  6. 実売2000円台とコスパ最強だけど玄人向け? 断線や充電専用ケーブルも一目で判明するXYZA「USB-C CABLE CHECKER 2」の実力 (2026年06月26日)
  7. ビックカメラがBTOデスクトップPCの販売を開始 (2026年06月26日)
  8. 間もなく登場するWindows 11次期アップデート「26H2」で何が変わる? 2027年に向けたUI進化と高速化 (2026年06月23日)
  9. カジュアルゲーマーの最適解になる? 日本HPのゲーミングノートPC「HyperX OMEN 15」のIntelモデルを試す (2026年06月25日)
  10. Steamで「サマーセール2026」開催中! 「BIOHAZARD requiem」など新作も値下げ (2026年06月26日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー