Microsoftは3月9日、「Microsoft 365 Copilot Wave 3」を発表した。今回の更新では、単発のタスク処理から、複数のステップを伴う長期的なタスクを実行するエージェント型機能への移行が強調されている。
新機能の「Copilot Cowork」は、Anthropicとの協業により同社の「Claude Cowork」をMicrosoft 365 Copilotに取り入れたもの。複雑な要求を細かいステップに分解して実行、ツールやファイルを横断して自律的に作業を進め、ユーザーは進ちょくを確認しながら適宜軌道修正を行うことが可能となる。
AIがユーザーの作業コンテキストを包括的に把握する「Work IQ」も導入された。これにより、AIは断片的なデータだけでなく、ファイル、会議、チャット、人間関係などの関連資料全体を横断して推論を行うことができる。
この機能は、3月にFrontierプログラムを通じてプレビュー版として提供される。また、Word、Excel、PowerPoint、Outlookの各アプリ内において、Copilotが直接コンテンツの作成や編集を行う機能も追加された。このアプリ内での処理にもWork IQが活用されており、常に最新かつ関連性の高い情報に基づいて編集が実行される。ExcelとWord向けは一般提供が開始されており、PowerPointとOutlook向けは今後数カ月以内に展開される予定だ。
さらに、企業内で急増するAIエージェントを管理するためのツールとして「Agent 365」が発表された。Microsoft 365管理センターなどを通じて、組織内の全エージェントを監視、保護、統制できる。Agent 365は5月1日に提供開始予定で、価格は1ユーザーあたり月額15ドルに設定されている。
Microsoftは3月10日、サポートされている全Windowsバージョンに対して月例セキュリティ更新プログラムの配信を開始した。KB番号はWindows 11 26H1向けが「KB5079466」、25H2/24H2向けが「KB5079473」、23H2向けが「KB5078883」、Windows 10 1809向けが「KB5078752」となる。
3月はCVE番号ベースで83件の脆弱(ぜいじゃく)性に対応した。このうち深刻度が「Critical(緊急)」と評価されているのは以下の8件だ。
また、以下の2件を含む脆弱性については、プログラム公開前の悪用や詳細の一般公開が確認されているため、早急なアップデートが推奨されている。
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