約49gの超軽量フラグシップマウス「Razer Viper V4 Pro」を試す 8000Hzの超高感度対応とバッテリー駆動の大幅延長で魅力アップ価格は約2.7万円(3/3 ページ)

» 2026年03月25日 06時00分 公開
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同時発売のマウスパッド「Razer Gigantus V2 Pro」もチェック

 Viper V4 Proと同時に、新型マウスパッド「Razer Gigantus V2 Pro」も発売される。50名以上のプロプレイヤーによる徹底テストを経て開発されたソフトタイプのeスポーツ向けマウスパッドで、直販価格は8980円だ。

 サイズは約500(幅)×480(奥行き)mmで、マウスの感度を低く設定するプレイヤーでも余裕を持って操作できる広さがある。

パッケージ Razer Gigantus V2 Proのパッケージ。今回はBalanceとControlの2種類を試した

 最大の特徴は、パッドを滑り具合から「Max Control」「Control」「Balance」「Speed」「Max Speed」の5段階で選べるようになっていることだ。それぞれに専用のスレッドと織りパターンが設計されているので、見た目で判別が付くようになっている。

 コントロール重視のプレイヤーからスピード重視のプレイヤーまで、自分のプレイスタイルに最適化された滑りを選べるというわけだ。

Balance 「Balance(黄緑タグ)」は、速度とコントロールのバランスが取れたモデルだ
Control 「Control(水色タグ)」は、制動力を重視したモデルとなる
タグ タグの色でスピードレーティングを識別できる。ControlとBalanceでは表面の織りパターンが異なる

 内部には独自開発の「GlideCoreフォーム」が採用されており、各スピードレーティングに最適化された3種類の硬さが用意されている。

 表面全体で均一な摩擦が得られるよう設計されており、実際にBalanceとControlを使い比べてみると、滑りの違いがはっきりと感じ取れた。

 エッジ処理にはロープロファイルのステッチエッジを採用しており、ほつれを抑えつつ手首への干渉も最小限に抑えている。巻いて持ち運べる耐変形設計と、底面の滑り止めベースも備えている。

ロゴがあしらわれている 右下にはRazerロゴがある。ロープロファイルのステッチエッジでほつれを抑えている
ベース 裏面は鮮やかなグリーンの滑り止めベース。デスク上でしっかりと固定される

 実際にViper V4 Proと組み合わせて試したところ、普段バランス〜スピード寄りのマウスパッドを使っている筆者には「Balance」の相性が良く感じた。マウス本体だけでなく、操作面も含めたトータルでの最適化を目指すなら、セットでの導入を検討してみるのもいいだろう。

マウスと共に Viper V4 Proとの組み合わせ。マウスパッドのサイズは競技プレイに十分な広さがある

先代のViper V3 Proから、正統な進化を感じられるマウス

 Razer Viper V4 Proは、先代のRazer Viper V3 Proから順当かつ確実に進化を遂げたフラグシップマウスだ。約49gの超軽量ボディーに0.204ミリ秒の平均クリックレイテンシー、8000Hz対応で最大45時間のバッテリー駆動と、いずれも現行のワイヤレスゲーミングマウスにおいてトップクラスの水準にある。

 特にバッテリー駆動時間の大幅な改善は、実際の運用において大きな恩恵がある。8000Hzでの常用が現実的になったことで、ワイヤレスマウスの弱点とされてきた「高ポーリングレートとバッテリー持ちのトレードオフ」を解消した。

 一方で、光学スイッチ特有のカチッとした感触と大きめのクリック音は人を選ぶ部分であり、静かな環境で使う場合や軽いクリック感を好むユーザーは実機で確認しておきたい。また、ブラックの標準モデルは手汗の跡がやや目立ちやすい印象があった。

 直販価格は2万6980円で、先代から500円値上げされている。センサー、スイッチ、ワイヤレス、バッテリーと、全ての主要コンポーネントが世代交代していることを考えると、むしろこの価格差に収まっていることに驚く。

 形状が同一である以上、先代からは急いで買い換える必要はないだろう。ただし、少しでも軽さやスペックを突き詰めたいのであれば、買い替えて後悔することはないとも感じた。

 穴なしで50gを切る軽量マウスを探しているユーザーや、クリックレイテンシーの速さを重視するユーザーにとっては、一度実機に触れてみる価値がある1台だ。

新モデル Razer Viper V4 Proは、まさに羊の皮をかぶったオオカミと言えるViperシリーズの最新フラグシップモデルだ
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