ハーマンインターナショナルは5月12日、JBLブランドから独自のAI機能により楽曲のボーカルや楽器パートを分離できる次世代ポータブルアンプ&Bluetoothワイヤレススピーカー「JBL BandBox Solo」および「JBL BandBox Trio」を公開した。
5月13日よりクラウドファンディングサイト「GREEN FUNDING」にて先行販売(プロジェクト支援の募集)を開始する予定で、プロジェクト期間は8月31日まで、製品の発送は同年9月以降の予定だ。
一般販売予定価格は、小型モデルのSoloが3万5200円、上位モデルのTrioが8万4700円だ。GREEN FUNDINGでは、先着順で最大18%オフとなる「Super Early Bird」などの早割プランを用意する。
JBL BandBoxシリーズは、通常のBluetoothスピーカーとしての音楽再生はもちろん、楽器の演奏や練習、さらには制作活動までを1台でカバーする音楽愛好家をターゲットにしたスマートスピーカーだ。
最大のトピックは、本体内のAI処理によって実現した「ステム分離機能」にある。クラウドに接続することなく、スマホやタブレットなどからBluetoothで再生した楽曲をリアルタイムで解析し、ボーカル/ギター/リズムといった各パートを自在に分離できる。これにより、任意のパートを消した「マイナスワン音源」を即座に作成でき、好きな楽曲に合わせた演奏練習が容易に行える。
この機能を活用すれば、楽器のプレイヤーだけでなく、カラオケ練習やリスニング用としても活用できるのがポイントだ。
BandBoxにBluetooth接続したスマホやタブレットから曲を流すだけで、リアルタイムにAI処理をオンデバイスで行い、ボーカルやギター、その他(ストリングスやコーラスなどを指定可能)を分離して消去したり、ボリュームを下げたりすることができるラインアップは、パーソナルユース向けのJBL BandBox Soloと、複数人でのセッションにも対応するJBL BandBox Trioの2モデルを用意。JBL BandBox Soloは、約0.53kgのコンパクトなボディーを採用し、日常の楽器練習や自宅での演奏、ボーカル練習などに手軽に持ち運んで使える。最大出力は18Wで、ボディーサイズは約101(幅)×55(奥行)×87(高さ)mm、バッテリー駆動時間は約6時間だ。
JBL BandBox Trioは、4チャンネルミキサーを内蔵した高出力モデルとなる。XLR/6.3mmコンボジャックを2基備えるなど入力端子が豊富で、最大出力は135Wを誇る。バッテリー駆動時間は約10時間で、バンドでのセッションや小規模なライブなどにも対応できるスペックとなっている。
ボディーサイズは約344(幅)×228(奥行)×265(高さ)mm、重量は約6.65kgだ。
両モデルとも、アンプシミュレーターや多彩なエフェクトを内蔵する。さらに、チューナー、メトロノーム、ルーパーといった練習やアイデア出しに役立つ機能も搭載している。USB Type-C端子経由でのオーディオインタフェース機能も備えており、PCやスマートデバイスへの録音や配信も可能だ。
また、専用アプリ「JBL One」と連携することで、各種設定や直感的なサウンド調整を一元管理できる。
なお、本製品の実機は、プロジェクト期間中に「イケシブ(IKEBE SHIBUYA)」(東京・渋谷)内のワールドペダルパークや、「二子玉川 蔦屋家電」(東京・世田谷)内の「蔦屋家電+」で展示される。
また、5月16日〜17日に大阪南港ATCホールで開催される「サウンドメッセ in Osaka 2026」にも出展予定だ。
JBL、手のひらサイズのポータブルBluetoothスピーカー「JBL GO 5」 夏に向けてワイヤレスマイクシステムも投入予定
ペットボトルサイズの“定番”Bluetoothスピーカー「JBL Flip 7」を試す 約3年ぶりの新製品で何が変わった?
高音質・良好な装着感・バッテリー交換式――JBLのフラッグシップ「Quantum 950 WIRELESS」は妥協なきヘッドセットか
JBL、ポケットサイズの小型軽量筐体を採用したポータブルBluetoothスピーカー
「JBL GO 4」でBluetoothスピーカーデビュー! 累計出荷台数5700万台を突破した人気製品の最新モデルを試すCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.