AIでギターやボーカルを消去! JBLの楽器練習向け次世代スピーカー「BandBox」が公開 クラファン価格は3万5200円から

» 2026年05月13日 00時00分 公開
[田中宏昌,ITmedia]

 ハーマンインターナショナルは5月12日、JBLブランドから独自のAI機能により楽曲のボーカルや楽器パートを分離できる次世代ポータブルアンプ&Bluetoothワイヤレススピーカー「JBL BandBox Solo」および「JBL BandBox Trio」を公開した。

 5月13日よりクラウドファンディングサイト「GREEN FUNDING」にて先行販売(プロジェクト支援の募集)を開始する予定で、プロジェクト期間は8月31日まで、製品の発送は同年9月以降の予定だ。

 一般販売予定価格は、小型モデルのSoloが3万5200円、上位モデルのTrioが8万4700円だ。GREEN FUNDINGでは、先着順で最大18%オフとなる「Super Early Bird」などの早割プランを用意する。

GREEN FUNDING JBL BandBox Trio Solo Bluetooth スピーカー バッテリー ギター クラウドファンディングが行われるポータブルアンプ&Bluetoothワイヤレススピーカー「JBL BandBox Solo」と「JBL BandBox Trio」
GREEN FUNDING JBL BandBox Trio Solo Bluetooth スピーカー バッテリー ギター 両モデルの価格(GREEN FUNDING)

“耳コピ”や練習がはかどる リアルタイムの「AIステム分離」

 JBL BandBoxシリーズは、通常のBluetoothスピーカーとしての音楽再生はもちろん、楽器の演奏や練習、さらには制作活動までを1台でカバーする音楽愛好家をターゲットにしたスマートスピーカーだ。

 最大のトピックは、本体内のAI処理によって実現した「ステム分離機能」にある。クラウドに接続することなく、スマホやタブレットなどからBluetoothで再生した楽曲をリアルタイムで解析し、ボーカル/ギター/リズムといった各パートを自在に分離できる。これにより、任意のパートを消した「マイナスワン音源」を即座に作成でき、好きな楽曲に合わせた演奏練習が容易に行える。

 この機能を活用すれば、楽器のプレイヤーだけでなく、カラオケ練習やリスニング用としても活用できるのがポイントだ。

GREEN FUNDING JBL BandBox Trio Solo Bluetooth スピーカー バッテリー ギター BandBoxにBluetooth接続したスマホやタブレットから曲を流すだけで、リアルタイムにAI処理をオンデバイスで行い、ボーカルやギター、その他(ストリングスやコーラスなどを指定可能)を分離して消去したり、ボリュームを下げたりすることができる

用途に合わせて選べる2モデル展開

 ラインアップは、パーソナルユース向けのJBL BandBox Soloと、複数人でのセッションにも対応するJBL BandBox Trioの2モデルを用意。JBL BandBox Soloは、約0.53kgのコンパクトなボディーを採用し、日常の楽器練習や自宅での演奏、ボーカル練習などに手軽に持ち運んで使える。最大出力は18Wで、ボディーサイズは約101(幅)×55(奥行)×87(高さ)mm、バッテリー駆動時間は約6時間だ。

GREEN FUNDING JBL BandBox Trio Solo Bluetooth スピーカー バッテリー ギター 小型なJBL BandBox Soloは、一見したところ単なるBluetoothスピーカーだ
GREEN FUNDING JBL BandBox Trio Solo Bluetooth スピーカー バッテリー ギター 背面にUSB Type-C端子などがある
GREEN FUNDING JBL BandBox Trio Solo Bluetooth スピーカー バッテリー ギター 側面にギター入力用のプラグがある
GREEN FUNDING JBL BandBox Trio Solo Bluetooth スピーカー バッテリー ギター BandBox Soloの概要

 JBL BandBox Trioは、4チャンネルミキサーを内蔵した高出力モデルとなる。XLR/6.3mmコンボジャックを2基備えるなど入力端子が豊富で、最大出力は135Wを誇る。バッテリー駆動時間は約10時間で、バンドでのセッションや小規模なライブなどにも対応できるスペックとなっている。

 ボディーサイズは約344(幅)×228(奥行)×265(高さ)mm、重量は約6.65kgだ。

GREEN FUNDING JBL BandBox Trio Solo Bluetooth スピーカー バッテリー ギター JBL BandBox Trioの天面部分。各種ボタンがある。画面はタッチ操作非対応だ
GREEN FUNDING JBL BandBox Trio Solo Bluetooth スピーカー バッテリー ギター こちらは背面。豊富なインタフェースを備える
GREEN FUNDING JBL BandBox Trio Solo Bluetooth スピーカー バッテリー ギター BandBox Trioの概要

 両モデルとも、アンプシミュレーターや多彩なエフェクトを内蔵する。さらに、チューナー、メトロノーム、ルーパーといった練習やアイデア出しに役立つ機能も搭載している。USB Type-C端子経由でのオーディオインタフェース機能も備えており、PCやスマートデバイスへの録音や配信も可能だ。

 また、専用アプリ「JBL One」と連携することで、各種設定や直感的なサウンド調整を一元管理できる。

GREEN FUNDING JBL BandBox Trio Solo Bluetooth スピーカー バッテリー ギター さまざまなエフェクトを内蔵しており、アプリでタップするだけで切り替えられる
GREEN FUNDING JBL BandBox Trio Solo Bluetooth スピーカー バッテリー ギター 楽器とタブレット(スマホ)、BandBoxだけで環境が整う
GREEN FUNDING JBL BandBox Trio Solo Bluetooth スピーカー バッテリー ギター クラウドファンディングでは、早割や学割なども限定台数で用意される

 なお、本製品の実機は、プロジェクト期間中に「イケシブ(IKEBE SHIBUYA)」(東京・渋谷)内のワールドペダルパークや、「二子玉川 蔦屋家電」(東京・世田谷)内の「蔦屋家電+」で展示される。

 また、5月16日〜17日に大阪南港ATCホールで開催される「サウンドメッセ in Osaka 2026」にも出展予定だ。

GREEN FUNDING JBL BandBox Trio Solo Bluetooth スピーカー バッテリー ギター 渋谷にある池部楽器店の旗艦店となるイケシブ。2000を超えるペダルがあるという「ワールドペダルパーク」。BandBoxシリーズを試すことができる

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