JBLがBluetoothスピーカーの新モデル「JBL Flip 7」を発表した。2021年11月に発売した「JBL Flip 6」の後継モデルで、約3年ぶりのモデルチェンジとなる。直販価格は1万9800円だ。
スピーカーはスマートフォンやPCなどにもともと備わっており、音楽再生のために買う周辺機器といえば、イヤフォンやヘッドフォンを思い浮かべる人の方が多いだろう。わざわざ外付けのBluetoothスピーカーを持っている人は、音楽へのこだわりが強い人かもしれない。
実際にJBLブランドを所有するハーマンインターナショナルが実施したアンケート調査によると、ポータブルBluetoothスピーカー所有者の約7割が、週に4〜5日以上音楽を聞いており、さらに、非所有者よりも有料音楽サブスクリプションの加入率が13%高いという。Bluetoothスピーカーを所有することが音楽好きを加速させるとは言い切れないが、少なくとも音楽好きにとっては重要なアイテムと言っていいだろう。
それはさておき、JBL Flip 7の試用レポートをお届けしよう。
JBL Flip 7のサイズは約182.5(幅)×69.5(奥行き)×71.5(高さ)mmで、500mlのペットボトルと同程度のコンパクトなスピーカーに仕上がっている。デスクの上でも邪魔にならずにちょうどいいサイズ感だ。一般的なドリンクホルダーにも収納できるので、アウトドアで置き場所がない場合、一時的にドリンクホルダーに挿しておくといった使い方もできそうだ。
本体上部には電源ボタンとBluetoothボタン、ボリュームと再生/停止ボタンが配置されている。再生/停止ボタンは、ダブルタップで曲送り、トリプルタップで曲戻しが可能だ。
1台のBluetoothデバイスから複数の音声デバイスに出力する技術「Auracast(オーラキャスト)」にも対応しており、複数台のAuracast対応JBLスピーカーと接続すればマルチスピーカーシステムとしても利用できる。より広がりのある音響空間を作ることも可能だ。
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