1kg切り&OLED搭載で15万円台から! 高コスパモバイルPC「Swift Air 14」の実力を試す:MacBook Neo対抗?(2/3 ページ)

» 2026年07月14日 12時00分 公開
[石川ひさよし,ITmedia]
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標準的なポート類を装備 USBの速度には留意

 インタフェースもモバイルノートPCの標準的な種類と数を備えている。USB 3.2 Gen 1 Type-C×2基、USB 3.2 Gen 1 Type-A×2基、HDMI出力、microSDカードリーダー、オーディオ入出力を備えている。USBの転送速度が最大5Gbpsである点には注意したい。

 なお、無線LANはWi-Fi 6(IEEE 802.11ax)をサポートし、Bluetoothは5.3準拠だ。

前面はディスプレイ中央部分が出っ張っていて指を引っ掛けやすく開けやすい 前面はディスプレイ中央部分が出っ張っていて指を引っ掛けやすく開けやすい
背面にインタフェースはなく、ヒンジの内側に排気口がある 背面にインタフェースはなく、ヒンジの内側に排気口がある
左側面にUSB 3.2 Gen 1 Type-C×2基、USB 3.2 Gen 1端子、HDMI出力端子がある 左側面にUSB 3.2 Gen 1 Type-C×2基、USB 3.2 Gen 1端子、HDMI出力端子がある
右側面にはUSB 3.2 Gen 1、オーディオ入出力端子の他にmicroSDメモリーカードリーダー 右側面にはUSB 3.2 Gen 1、オーディオ入出力端子の他にmicroSDメモリーカードリーダーが並ぶ

 USB Type-Cについては、データの他にUSB Power Delivery(PD)、DisplayPort Alternate Modeによる映像出力にも対応している。充電器はUSB PD対応のものが付属し、定格出力は65Wだ。伝統的なACアダプター型をしており、3極の電源ケーブルを接続するタイプになっている。

付属のACアダプターは実測で90(幅)×50(奥行き)×29(厚さ)mmと小ぶりだが、3ピンの電源ケーブルは太くてかさばる

 最後にサイズと重量を見ていくと、カタログ値ではサイズが約313.7(幅)×219(奥行き)×14.9(厚さ)mm、重量が約980gだ。重量の実測値は本体が970g、電源ケーブル込みのACアダプターが319gだった。

 本体は1kgを切っており、14型ながらベゼルが狭いためサイズ感も持ちやすくまとまっている一方で、電源ケーブルはかさばりがちな印象だ。

本体重量は実測値で970gと、公称値より軽かった
ACアダプターと電源ケーブル込みは319gとやや大柄だ

やはりメモリ16GBがポイント コストを抑えつつ「十分」な性能を満たすスペック

 内部スペックを見ていこう。今回手元に来たのは上位モデルで「Core Ultra 7 155U」を搭載する「SFA14-51M-N76Y」だ。2世代前のCPUになるが、価格を抑えるという点では現実的な選択だろう。

 Pコアは少なめの2基、Eコアが8基、LPEコアは2基といった構成だが、これ以降のCore Ultraと違い、PコアがHyper-Threadingをサポートしているため、12コアだが14スレッド対応になる。加えて、11TOPSと性能的には最新のものの4分の1程度になるがNPUも搭載している。

CPU-Zの画面。評価機のCPUはCore Ultra 7 155Uだ

 グラフィックスは統合GPUとなり、Core Ultra 7 155Uの統合GPUは「Intel Graphics」で、アーキテクチャ的にはArc/Xeの世代だ。これより以前の統合GPUからは大きく性能向上している。

 ただし、現行最新のシリーズ3、特にCore Ultra Xのような特別な統合GPUではないので、「ゲームも快適」とまではいかない。時代に合わせて高性能化した、一般的なモバイルノートPCの統合GPUと捉えてよい。

GPU-Zの画面

 メモリは先に触れた通り、16GBだ。今の時代、大容量とまでは言わないが、マルチタスクにおいて必要十分な容量だ。また、LPDDR5-6400を採用しており高速なため、転送速度やレスポンスも不足ない。

 なお、Acer Swift Airシリーズには、8GBまたは32GBといったバリエーションはない。シンプルかつ必要十分な容量に絞ったところもコスパの点につながっているのではないだろうか。

標準で16GBのメモリを備える。メモリの増設や換装は行えない

 ストレージは512GBのSSDで、ここも大容量とまではいかないが、十分な容量と言えるだろう。256GBでは日々増えていくファイルの保存先としてはもちろん、大型アップデートの際などで不安が残る。512GBあれば、外付けHDDやクラウドと連携することでやりとりできる範囲だろう。256GBモデルで同様のことをする場合と比べて、ファイル転送の頻度も下げられる。

 SSDの接続インタフェースは、PCI Express 4.0 x4だ。転送速度はシーケンシャルリードで毎秒4.5GB、同ライトで毎秒3GBあたりとなり、PCI Express 4.0 x4世代でも最速クラスのものからは一歩およばず、エントリーグレード寄りのSSDになるだろう。

 とはいえ、基本的に十分なレスポンスを確保している。また、ストレージがPC価格に占める割合が高くなっている現在、高速モデルでは値段が上がってしまうのも理由だろう。CPUやメモリ、そしてこのストレージも必要十分で、快適さを感じられる範囲でコストを抑えている印象だ。

CrystalDiskMark 9.0.3のテストスコア。必要十分な値を記録している

 ソフトウェアについても触れておこう。Swift Air 14には統合ユーティリティーとして「Acer Sense」が導入されている。一般的な統合ユーティリティーとしての機能はひと通りそろっており、状態を一覧できるダッシュボード、必要な時に素早く確認できるシステム情報(ハードウェアスペック)、バッテリーやSSD、メモリの使用状況や検査確認、電源モードの切り替えといったものが用意されている。

 なお、OSはWindows 11 Homeだ。

Acer Senseでは電源モード時のパフォーマンスを指定できる
AIアプリ導入を支援するアプリ「Acer Intelligence Space」も導入されている

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