約63gの軽さと高輝度で快適! 4万円台で視度調整もあるスマートグラス「VITURE Pro 2」と8万円台のBeastを比較:武者良太の我武者羅ガジェット道(3/4 ページ)

» 2026年08月28日 12時00分 公開
[武者良太,ITmedia]
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

視度調整は簡単 周辺部までシャープに見えます

 VITURE Pro 2は、左右それぞれに視度調整用のダイヤルを備えています。調整範囲は0〜−5.0Dです。大まかに言えば、視力0.05くらいの人の目にも合わせられます。

photo 左右のレンズごとに視度調整が可能なダイヤル

 普段はメガネを使っている筆者も、メガネを外してPro 2を装着し、片目ずつダイヤルを回していけば、すぐにピントを合わせられました。

 ただし、この機構は乱視の補正はできません。これは機構上、仕方のないところ。筆者も乱視の持ち主です。実用上はかなり満足できましたが、さらに乱視が強い人や、この調整範囲では視力に合わない人は、度付きのインサートレンズを使うことになります。

 ピントを追い込んだ上で見えてくる映像は中央部だけでなく、周辺部までシャープです。PCと接続してGoogle ドキュメントを開いて原稿を書いてみても、文字の輪郭そのものがピチッと決まっています。これは新幹線などでの移動中にも仕事が進むディスプレイですよ……。

photo ディスプレイの輝度が高まったこともあり、屋外で画面が見やすく、楽しみやすくなった

 発色も、いいですね……。特に分かりやすいのが赤色です。量販店やショールームで大型テレビの展示を見ると、花のズームアップなどキャッチーな赤色を魅せるシーンを映し出していることがありますが、まさにそんな感じ。

 ディスプレイの輝度や色再現のクオリティーチェックに赤は欠かせないってことが分かります。事実、ゲーム画面などで鮮やかな赤が表示されると、VITURE Pro 2の明るさと発色の強さがはっきり分かります。ゲーム「NTE(Neverness to Everness)」のような派手な色を多用するアクションゲームとの相性は抜群ですね。

photo カメラで接写したものゆえに白飛びがあるけど、実際の映像は広ダイナミックレンジ。映像にこだわるメーカーの大型高級テレビを思わせる鮮やかさが手に入る

オープンワールドゲームではPro 2でも旅感が出る

 アクションゲームやレーシングゲームで遊ぶなら、筆者はVITURE Beastを選びます。ゲームに集中していると、自分ではじっとしているつもりでも身体は動きますよね? レーシングゲームのコーナーにあわせて上半身が傾いたり、アクションゲームで敵を追うように頭が動いたりすることがありますよね。

 VITURE Beastでは、そうした身体の動きに対して3DoFによる画面固定やSmooth Followが効きます。身体が動いてもゲーム画面との位置関係が安定するので、プレイ中の映像が見やすいのです。

 しかし、オープンワールドゲームやカジュアルゲームでは、VITURE Pro 2でも問題なし。専用アプリ「SpaceWalker」を介さずに0DoF状態で使っても、画面は見やすいし、ゲーム「サイバーパンク2077」をプレイすれば、近未来の都市に遊びにきたうれしさや楽しさでいっぱいです。

 これは映画やアニメを見る時も同じ。画面がグラスに追従するスタイルでもバッチリ。満足できます。

photo 一般的なバードバスタイプのハーフミラーを採用。開発・製造技術が向上したのか、中心部だけではなく周辺部もきれいに見える

 映画やアニメを見る、操作の忙しくないオープンワールドゲームを遊ぶ、カジュアルゲームを楽しむといった使い方なら、Pro 2でも十分でした。

 グラスを装着して正面の映像を見続けるだけなら、3DoFがなくても困る場面は多くありません。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年10月14日 更新
  1. 「折りたたみ不要派」が過去形に? 約201gの軽量ミニタブレットとしても使える「Galaxy Z Fold8」に触って分かったこと (2026年10月13日)
  2. RTX 5060よりRTX 3060? 最低でも25万円! 値上がりが続く自作ゲーミングPCのリアル (2026年10月12日)
  3. 約581gの軽さで美しい画面を持ち歩く! 日本エイサーの有機EL搭載14型モバイルディスプレイ「PE140Wsmiuux」を試す (2026年10月12日)
  4. 最大割引率は49%! セール初登場を含むAmazfitのスマートウォッチ&スマートリングがお得 (2026年10月13日)
  5. メモリやSSDが高すぎてPC買えない問題 IntelのラナーデCTOはどう考えている? (2026年10月09日)
  6. オープンイヤー型の「ACCENTUM Clip」が初セール! 「ゼンハイザーオータムセール2026(第2弾)」開催 (2026年10月13日)
  7. Razerの「鳴潮」コラボのマウスとマウスパッドをまとめてチェック 見た目とは裏腹な本格ゲーミングスペック! (2026年10月13日)
  8. 全48製品が最大40%オフ! BenQのディスプレイやプロジェクターがお得に! (2026年10月11日)
  9. Core Ultra 7を搭載した3in1設計の10.95型タブレットPC「OneXPlayer X2 Air」 (2026年10月13日)
  10. Anthropicが小型AIモデル「Claude Haiku 5.5」を発表/Mistral AIが大規模言語モデル「Mistral Large 4」を公開 (2026年10月11日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー