防災用途としてポータブル電源を導入する家庭が増えているが、通信手段の確保のためのスマートフォンの充電、照明確保のためのLEDランタンの電源供給といったものが主な用途で、医薬品や食品の安全な保存については見落とされがちである。
同社の調査(20代〜70代の2500人を対象)によると、「停電時に最も守りたい家電」として50%以上のユーザーが冷蔵庫を挙げたという。被災地では、一度常温に戻って傷んだ食材を再冷却後に口にしてしまい、食中毒を引き起こすケースが後を絶たない。
従来のポータブル電源を冷蔵庫のバックアップとして常設する場合、いくつかの高いハードルが存在していた。
FridgePowerは、これらの課題を解決するために設計された。回転させることで約5cmまでの高さに調節できるゴム足を使えば、冷蔵庫の放熱を妨げることがない。また、専用金具による壁掛け設置にも対応する。
1800Wの定格出力は、家庭用ACコンセントの一般的な上限である1500W以上の出力があるので、起動電力の大きい大型冷蔵庫以外にも、電子レンジや電気ケトル、100V駆動のエアコンまで幅広く稼働させられる。純正弦波で出力するため、PCなど精密さが求められる機器にも利用できる。
さらに、最大3台追加可能な拡張バッテリーにより、8064Whまで容量を拡張し、最大4日間の停電に備えられる。
発表会では、一例として1台のFridgePowerを使った場合の冷蔵庫の稼働時間が提示されたが、BLUETTI JAPAN COOの川村卓正さんは「冷蔵庫は庫内の温度が一定まで下がれば、これほどの電力を消費することがないので、実際には稼働時間はもっと延びるはずだ」と説明した。
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