アイオーデータブースでは、今後GigaCrystaシリーズとして展開することを見据えた「コンセプトモデル」のディスプレイが5種類展示されていた。これらはユーザーからの意見(フィードバック)を得るために出展されたもので、中には国内初公開のものも含まれていた。
「5K 5000 Zone Mini LEDモニター」は、その名の通り5000点のMini LEDバックライトを搭載する5K(5120×2880ピクセル)液晶ディスプレイで、国内では初展示だ。
きめ細かいバックライト制御によって、超高精細かつ圧倒的なコントラスト表現を実現するという、マルチメディアディスプレイとして生を受けた(厳密には三菱電機の「Diamondcrysta」を受け継いだ)GigaCrystaの“ルーツ”を意識したコンセプトモデルともいえる。
てるしゃん氏は「黒の表現と白の表現と色の鮮やかさがエグい」と感想を述べていた。
5K 5000 Zone Mini LED モニターは、その名の通り5000個のMini LEDバックライトを搭載した5K液晶ディスプレイだ。たくさんあるバックライトをきめ細かく制御することで、明暗差のハッキリとした映像を楽しめる「フルHD/1000Hzモニター」は、フルHD解像度で最大1000Hz駆動可能な超高速液晶ディスプレイだ。こちらも国内では初展示となる。
リフレッシュレートの高いディスプレイは、特にFPS(1人称視点シューティング)ゲームを楽しむユーザーにとってメリットが大きい……のだが、このスペックを生かせるかどうかはPCの性能やゲームの対応状況に依存する。
「DQHD OLEDゲーミングモニター」は、5210×1440ピクセル解像度で最大240Hz駆動/応答速度(Grey to Grey)最短0.03ミリ秒を実現した49型湾曲有機ELディスプレイだ。有機ELならではの暗部表現と、横方向の没入感を高めていることが特徴となる。
広い視野が好まれるレーシングゲームやフライトシミュレーター、MOBA(マルチプレイヤーオンラインバトルアリーナ)ゲーム、MMO(大規模多人数同時参加オンライン)ゲームのプレイに適している。
ディスプレイ自体にAI処理エンジンを搭載した「AIモニター」は、TGS2026で初めて披露された。AI処理エンジンは、表示コンテンツに応じてリアルタイムで色味を最適化したり、フルHD解像度の映像を4K解像度にアップスケールしたりする際に使われる。
このコンセプトモデルも、ある意味でGigaCrystaの“ルーツ”を体現したものといえるだろう。
「ゲーミングモバイルモニター」は、2560×1440ピクセル解像度/144Hz駆動対応の16型モバイル液晶ディスプレイだ。外出先でのゲームプレイはもちろん、メイン画面の横に配置して配信画面やSNSを表示する用途にも適する。
こちらのモデルは、他とは違いハウジング部分にひし形のGigaCrystaロゴがあしらわれていた。現状ではコンセプトモデルのためデザインは確定はしていないが、もし要望があればロゴ付きでの販売を検討したいという。
トークショーの最後には、日本メーカーとしてのアイオーデータから製品の“開発姿勢”に関する話が出てきた。
てるしゃん氏は「毎月のミーティングでユーザーや配信リスナーからの要望を伝えると、開発陣が即座に検証し機能へ落とし込んでくれる」と絶賛する。張氏も「GigaCrystaの未来を作るのは、開発者ではなくユーザーの皆さまです。ぜひブースにいるエンジニアに生の声を聞かせてほしい」と語った。
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