Microsoftが、カリフォルニア州サンフランシスコにおいて10月7日(現地時間)にWindowsとSurfaceに関する発表イベントを開催する。
本件を報じているThe Vergeのトム・ウォーレン氏などによれば、本イベントにはMicrosoft CEOのサティア・ナデラ氏とWindows+Devices部門担当EVPのパヴァン・ダヴルリ氏に加え、NVIDIA CEOの“革ジャン”ことジェンスン・フアン氏も登場するという。
秋期にMicrosoftがSurface新製品発表イベントを開催するのは以前は通例だったが(2024年の秋と2025年はスキップされ、最後に発表イベントが行われたのは「Copilot+ PC」お披露目の2024年5月である)、ゲストのラインアップから既に想定される通り、「NVIDIA RTX Spark搭載Surface製品群」の紹介イベントになることは明らかだ。
RTX Spark搭載PCについては、6月に台湾の台北市で開催された「GTC Taipei」や同月にサンフランシスコで開催された「Build 2026」でもプレビュー公開されており、Microsoftから提供されるのは「Surface Laptop Ultra」と「Surface RTX Spark Dev Box」の2つになる。
10月7日のイベント告知に合わせたのか、9月15日のタイミングでSurfaceのX公式アカウントではSurface Laptop Ultraのティーザー広告が投稿されており、Surface RTX Spark Dev Boxについては、既に専用ページが存在している。
前述の通り、秋期がメインだったSurfaceの新製品発表は2025年の開催がスキップされた関係でリリースサイクルがずれ込んでおり、2026年春時期での発表となっていた。
その時点で、全面的にプッシュされていたのはIntel注目の新製品「Panther Lake」(開発コード名)こと「Intel Core Ultra(シリーズ3)」搭載製品で、Arm採用モデルについてはSnapdragon X2 Extremeモデルが見送られるなど、やや後退した印象があった。
だが今回はほぼRTX Sparkの独壇場になるとみられており、グラフィックスとAI処理に関してほぼ最上級のマシンのアピールに終始することになるだろう。
ウォーレン氏の記事では、招待状に「How local AI will shape the next chapter of the PC.(ローカルAIがPCの次章をいかに形作るのか)」と書かれていることに触れられており、昨今急速に対応が進みつつあるWindowsでの“ローカルAI”の開発と活用について、WindowsがいかにAI実行環境として最適化されつつあるかをソフトウェア面からも広くアピールするのではないかと考えられる。
「Copilot+ PC」ブランドは終了したのか? 普及に伴い変化するMicrosoftのAI戦略
Macの牙城を崩せるか――設定済みWindows PC「Project Zenith」が目指すローカルAI環境
Chatから自律実行へ Microsoft IQとCopilot Cowork/Scoutが示すAIエージェントの近未来
これ、売ってもいいのでは? 「Snapdragon C」搭載WindowsノートPCのリファレンスモデルを見てきた
QualcommのSnapdragon Xシリーズが「Googlebook」に進出 DellとHPから搭載モデルが登場Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.