ディスプレイは1.5型のAMOLED(有機EL)で、解像度は480×480ピクセル、最大輝度は3000ニトだ。屋外での視認性は良好で、日中の直射日光下でも表示が見づらいと感じる場面はほとんどなかった。
使っていて気になったのは、指紋の目立ちやすさだ。画面に触れた後、光の当たり方によっては指紋の跡がはっきりと見える。カバーガラスに指紋防止コーティングが施されているかどうか、公式サイトやプレスリリースに記載は見当たらなかった。
同社のタフネススマートウォッチ「Amazfit T-Rex 3 Pro」では、サファイアガラス本来の光沢と透明感を引き出すため、あえて追加コーティングを施さない設計を採っており、コーティングが傷つくことによる白濁などを防げるメリットもある反面、指紋が付着しやすくなる場合があるとも認めていた。
一方で、以前レビューした「Amazfit Balance 3」では、サファイアガラスに指紋防止コーティングが追加されている。日常使いを主軸に置くシリーズでは、指紋の付きにくさを優先したということだろう。
Cheetah 2 Ultraがどちらの設計を採っているかは公表されていないが、アウトドアでの長期使用を前提にしたモデルという位置付けを考えると、T-Rex 3 Proと同じ方針の可能性はある。
測位は、デュアルバンドの円偏波GPSアンテナと6つの衛星測位システム(GPS/GLONASS/Galileo/BeiDou/QZSS/NaviC)の組み合わせだ。
ストレージは約64GBで、オフラインマップをダウンロードして本体に保存できる。用意されているのは、街路のベースマップに加えて、フルカラーの地形図/標高マップ/スキーリゾートマップだ。GPXファイルをZeppアプリ経由で取り込むルートナビゲーションにも対応し、曲がり角や坂道、コース逸脱を音声で知らせる機能も備える。
また、マップ機能ではコンビニやトイレ、レストランなど周辺施設の検索にも対応している。スマートフォンが手元にあるならそちらで調べた方が速いので、日常的に活用するシーンは少ない。ただ、スマートフォンのバッテリーが心もとない場面を考えると、時計側で完結する手段があるのはないよりもましだろう。
この他、気圧高度計、コンパス、表面温度の測定機能を搭載し、太陽と月や潮汐、嵐アラートといったアウトドア向けのウィジェットも用意される。スポーツモードは170種類以上だ。なお、2026年5月からはランニングコミュニティー「Runtrip」とのランログ自動連携にも対応している。
最近のAmazfit製品には標準装備となっているフラッシュライトだが、Cheetah 2 Ultraにも搭載済みだ。白色光と赤色光の2色に対応し、明るさも4段階で調整可能だ。SOSモードも用意されている。
本来は夜間のトレイルやテント場での作業を想定した装備だろう。ただ、夜間に鍵穴を照らす、暗がりで足元を確認するといった細かな場面で、手首のライトがすぐ点くのは便利だった。画面を白く光らせる疑似的なライトとは明るさが違い、実用的だ。
搭載OSはZepp OS 6だ。ホーム画面の構成、ウィジェットの並べ替え、ミニアプリの追加、Zeppアプリとの同期といった操作は、良くも悪くもいつものAmazfitという印象だった。過去のAmazfit製品からの乗り換えなら迷う場面はないが、裏を返せば操作系に目新しさはない。
ヘルスケア機能は一通りそろっている。心拍数/血中酸素レベル/ストレスレベルの24時間モニタリングに対応し、睡眠はREMを含む睡眠段階や昼寝も記録する。独自指標の「HybridCharge」も利用でき、詳細なデータはスマートフォンアプリの「Zepp」側で確認可能だ。
ビジネスシーンにもなじむチタンボディー! 本格ランウォッチ「Amazfit Cheetah 2 Pro」を日常使いしてみた
「Pixel Watch 5」は買いか? “4”からの乗り換えと失敗しないサイズ選びの鉄則
画面はより明るく、質感も向上したスマートウォッチ「Amazfit Balance 3」は普段使いとしても買いか?
実売2万円切りで実働10日間のバッテリー駆動! 「Amazfit Bip Max」は初めてのスマートウォッチに最適か
2.9万円で買える1週間充電不要な高機能スマートウォッチ「Amazfit Active Max」を試して分かったことCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.