2024年10月に発売された「Amazfit T-Rex 3」は、そのタフネス性能とコストパフォーマンスの高さが評価され、全世界で35万台超を出荷している。それから約1年、さらなる頑丈さと機能性を追求した上位モデル「Amazfit T-Rex 3 Pro」が2025年9月に発売された。
価格は、T-Rex 3の3万9900円に対してT-Rex 3 Proは5万9900円となる。2万円の価格差があるが、それに見合う進化はあるのだろうか。今回はT-Rex 3 ProをT-Rex 3と比較しつつ、その実力をチェックしてみた。
まずは外観の違いから見ていこう。T-Rex 3ではステンレススチールだったベゼルが、T-Rex 3 Proではチタン合金に変更されている。また、ディスプレイガラスもゴリラガラスからサファイアガラスへと強化された。デザイン自体はT-Rex 3の八角形ベゼルを踏襲しているが、チタン特有のマットな質感が落ち着いた高級感を醸し出している。
ラインアップは従来の48mmサイズに加え、新たに44mmサイズが追加されたのもトピックだ。これまでのT-Rexシリーズは「デカくてゴツイ」のがアイデンティティーでもあったが、手首の細いユーザーや女性にとってはハードルが高かったのも事実だろう。44mmモデルの登場により、より幅広い層が選択肢に入れられるようになりそうだ。
カラーバリエーションは、T-Rex 3がベルトのカラー違いで3モデル用意されていたが、T-Rex 3 Proはベゼルのカラーがブラックとゴールドの2色展開となる。これにベルトカラーとの組み合わせで、48mmモデルが2モデル、44mmモデルが3モデルの計5モデル展開となっている。
今回試用したのは、48mmのタクティカルブラックだ。
ベルトは従来から変わらずシリコン製で、装着感は良好だ。ただ、本体への接続方法が変更になっている。T-Rex 3はベルト交換に専用ツールが必要だったが、T-Rex 3 Proは一般的なスライド式のバネ棒に変更された。アタッチメント不要で市販の22mm幅ベルトを装着できるようになったのは、地味ながらユーザーにとってはうれしい改善点だ。
ディスプレイは1.5型のAMOLEDを採用している。解像度は480×480ピクセルでT-Rex 3から変更はない。しかし、最高輝度はT-Rex 3の最大2000ニトから、最大3000ニトへと引き上げられた。
正直なところ、2000ニトでも直射日光下での視認性に不満はなく、3000ニトになったと言っても、直接並べて比較しなければ差は感じないだろう。とはいえ、真夏のビーチや雪山のような照り返しの強い環境では、違いを感じられるのかもしれない。
使っていて気になったのは、指紋の付着だ。ディスプレイ表面にはサファイアガラス本来の光沢と、透明感を引き出すためにあえて追加コーティングを施していないとのことだ。これにより発色が良くなり、コーティングが傷つくことによる白濁などを防げるメリットがある反面、他のスマートウォッチよりも指紋は目立つ印象だ。気になる人は保護シートの導入を検討してもいいだろう。
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