Siriに「これまでで最高のスマートフォンはなあに?」と聞くと「Nokia Lumia 900」と回答することを先日ご紹介したが、AppleInsiderなどに続報が掲載された。Siriがアップデートされ、よりウイットに富んだ受け答えをするというのだ。
AppleInsiderによると、もともと「最高のスマートフォンは?」という質問には「今、持ってるじゃないですか」と答えていたが、「これまでで(ever)」を付け加えると、Nokiaの人気端末を名指しする結果になっていたようだ。しかし、月曜には「best smartphone ever」と聞いても、everなしの場合と同様、「今、持ってますよ」とか「ご冗談でしょう?」など、ユーモラスな受け答えをするようになったという。Huffington Postには、Siriの回答が画像で掲載されている。
iPhoneで文字入力がしづらいと感じている人向けのツール「qwik-keyz」が、資金調達サイト「Kickstarter」で出資者を求めている。
このツールのアイデアは至ってシンプル。タッチすべき場所に正確に触れられるよう、タッチポイントを装備しており、スクリーンプロテクターにもなるというグッズだ。iPhoneの表面が平らで入力した気がしない、という人にもオススメだ。
12ドルでプレオーダーが可能。縦型、横型の2種類があり、カラーはブラック、ホワイトのほか、ブルー、ピンク、パープル、グリーンが用意される。カラフルなqwik-keyzが欲しい場合、縦型、横型、そしてボーナスのスムースバージョン(プロテクターとしてのみ使用できる)をまとめた30ドルのフルセット以上を購入する必要がある。海外発送の料金は10ドル。
こちらも続報。先日、「Instagramカメラが実在したら」というコンセプトでAntonio De Rosaさんが思い描いた夢のカメラ「Socialmatic」をご紹介したが、製品化に向けて始動したことをCult of Macが伝えている。
あちこちのサイトで好評を博したことから、資金調達サイト「Indiegogo」で7月11日までキャンペーンを実施。製品化に必要な5万ドルの資金を募る。製品化が実現した場合、価格は300ドル以下にしたいとDe Rosaさんは考えているそうだ。なお、キャンペーンページには、Socialmaticがどんなカメラなのかを紹介する映像もある。
シアトルで消防車をWi-Fiのホットスポットにするシステムが登場したことを、GeekWireが伝えている。緊急時には、リアルタイムかつ迅速に連絡を取り合えるか否かが人の命にも関わることから、シアトルの消防署がIn Motion Technologyの協力を受けて開発したという。
onBoard Mobile Networking Systemでは、車両自体をWi-Fiのアクセスポイントにできるため、消防士は建物の略図を閲覧したり、有害物質の情報をチェックしたりできる。またオーディオや心電図ファイル、バーコード、トリアージコードなどのやりとりができるため、患者の到着前に、情報をERに送ることも可能だ。
人間の体を介してデバイス間で情報をやり取りする、Ericssonの「Connected Me技術」をPSFKが紹介している(デモ映像あり)。
これはユーザーが2つのデバイスに触れることで、USBケーブルやBluetoothを使用するのと同様に、デバイス間でデータのやりとりを行えるようにする技術だ。人間の身体にもともと備わっている電気的な特性を活用し、信号を伝送するという。
同技術は1月のCES、先週のCTIA Wirelessで紹介され、来年の早い時期に商用化される可能性がある。
Googleが、同社アイウェアのデザインで特許をとったとEngadgetが報じた。今後、同じような機能を持つアイウェアが開発されたとしても、Googleのようなデザインを使うことはできないことになる。
このトピックだけでは寂しいので、CNETの“Project Glassはビデオの中で表現されていたようなものではないらしい(少なくとも当初は)”という記事もご紹介。このアイウェアは、ユーザーの目線上(傘のフチあたりの場所)に情報を表示する程度の機能しかないようで、同社は当初、Project GlassのGoogle+ページで紹介されているような“写真を撮ってシェアする”といった機能に注力するという。
ARの戦車が大砲をぶっ放し、会場に穴をあけた映像(Agumented Reality Event 2012で公開)をArs Technicaが紹介している。
この映像はゲーム開発会社Ogmentoが作成したもので、「現実に開いた穴」ももちろんARを活用したバーチャル。とはいえ、あらかじめ準備することなく、リアルタイムで戦車をその場にレンダリングし、標的となる面を検出する機能は注目に値するとしている。
APとCNBCが行ったアンケートによれば、Facebookが遠からず消え去るだろうと考えている人が46%に達しており、今後長く現在の成功を維持し続けると考えている43%をやや上回った。
この調査は5月3日から同7日まで、1004人のアメリカ人を対象に実施したもの。Facebookに好感を抱いている人は51%で、Google、Apple、Microsoftがそれぞれ71%となっているのに比較して、やや低いと言える。これは同社に対してあまり好意を抱いていない人が、高齢者に多いことが起因している(ちなみにTwitterに好感を抱いている人の割合は5社のうち最下位の27%)。
また同社の創設者マーク・ザッカーバーグ氏については、好感を持っている人は36%、嫌っている人は14%、好きでも嫌いでもないという人は30%。誰だか知らない、という人も9%存在した。
若い人やFacebookを使用している人ほど、同社やザッカーバーグ氏に対して好意的だが、同社の将来については、若い人も年配者と同様、否定的だ。今後新たなサービスが登場すれば、Facebookは衰退するだろうと考える若年層は、51%に達している。
さらに、Facebookが約1000億ドルという評価を得ていることについては、半数が過大評価であると考えている。そのほか、個人情報の保護についてFacebookを「ほとんど、あるいはまったく信用していない」人が59%に達するなど、同社にとってはさんざんな結果となっている。
そういえば、General MotorsがFacebookでの広告出稿を停止すると、Wall Street Journalが報じていた。Facebookで広告を出しても、実際の購買にはあまりつながらないというのがその理由だ。膨大なユーザーを擁するFacebookだが、何もかもバラ色、というわけにはいかないようだ。
フォルクスワーゲン社の前なのにフィアットが停車している様子が、GoogleのStreet Viewに登場してしまうかも――そんな話題をJalopnikが紹介している。
スウェーデンのセーデルテリエで、GoogleのStreet Viewカーが巡回してくるタイミングで、フィアットがFiat 500をフォルクスワーゲンのビル前に駐車したのだという。Street Viewの更新サイクルにもよるが、フォルクスワーゲンは1年ほど「VWなのにFiat」という状態を我慢しなければならないことになる。
フィアットがどのようにして、Street Viewカーが巡回するタイミングを知ったのかは不明。フォルクスワーゲンもそのうち、「復讐」するのだろうか?
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