ホンダが10MWのメガソーラー、栃木の新テストコースに併設自然エネルギー

ホンダは計画発表から約6年間凍結していた新テストコース建設と合わせ、新たに出力10MWのメガソーラーを併設することを発表した。建設予定地は栃木県さくら市である。

» 2013年08月14日 07時00分 公開
[畑陽一郎,スマートジャパン]
図1 栃木県さくら市の位置。宇都宮市から北に15kmほど離れている。

 ホンダは2013年8月、約25ha(約25万m2)の大規模テストコースを新設し、出力10MWのメガソーラーを併設すると発表した。

 同社の所有地である栃木県さくら市の敷地に建設する(図1)。メガソーラーの敷地面積はテストコースよりも広い約33ha。約7万枚の太陽電池モジュールを設置し、2015年から売電を開始する予定だ。

 なお、同社は2007年、同じ敷地に1周4kmの高速周回路を中心とした大規模テストコースを建設すると発表していた。しかし、2008年に起こったリーマンショック後、建設を延期していた。今回、テストコースの目的も当初の高速周回路から、先進安全新技術の開発に変更している。

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