橋梁部の照明は着工以前、高圧ナトリウムランプを取り付けたポール照明だった。57本のポール照明を、LEDに置き換えた(図3)。照明の数が5倍に増えているものの、1灯辺りの消費電力を約88%削減できたため、電気使用量の40%削減につながった。
「LEDを取り付けた位置は、路面から約1mの高さの高欄(欄干)」(東日本高速道路関東支社)。照明の数が増えていることもあり、夜間の走行誘導性が高まったという(図4)。加えて、海上や夜空への光の漏れが抑制できた。
同社では日本の高速道路のうち、海上部長大橋に取り付けたLEDによる低位置照明としては最も長いと主張する。
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