ビジョンを踏まえた具体的な推進・導入構想など具体的な取り組みを推進するためにワーキンググループを設置することも決めた。同ワーキンググループ(WG)では、水素サプライチェーン構築の推進・導入構想(ロードマップ)の作成と具体的な取り組み内容について決めるという。さらにWG内では「製造・貯蔵」「運搬・利用」の2つのグループを設置。2015年8月下旬に第1回の会合を開始し、最終的に2016年3月までにロードマップを決定する計画だ(図2)。
さらに、ビジョンやロードマップ策定に向け、必要な水素製造可能量、水素利用可能量などの調査を行う。2015年8月上旬に調査を開始し、2カ月ごとの中間報告を経て、2016年2月に調査を完了する計画だ。水素サプライチェーンの構築に向けた課題の整理と検討につなげていく(図3)。
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プラスチックから水素を作って電力に、川崎市で水素社会に向けた実証開始Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
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