シャープは太陽光パネルで発電する電気で携帯電話やスマートフォンを充電できるソーラー充電スタンドを製品化し、発売することを発表した。
シャープが新たに製品化したソーラー充電スタンド「LN-CA2A」は、太陽光パネルと充電池、LED照明などが一体化した設備である。これらの組み合わせにより、スタンド上部に設置した太陽光パネルで発電した電気を蓄電池に充電する。その蓄電池の電力を使って携帯電話やスマートフォンの充電および、夜間の照明に使用するというシステムである(図1)。
新製品にはシャープが展開する太陽電池モジュール「BLACKSOLAR」を搭載。太陽電池モジュールは2枚で公称最大出力は184ワット(W)としている。充電池は電池容量が12ボルト(V)−38アンペアアワー(Ah)の電池が3台となっている。太陽電池と充電池の組み合わせにより、商用電源に接続することなく独立型充電システムを実現していることが特徴である。
充電用端子は、AndroidやiPhoneなどのスマートフォン端末やフィーチャーフォン(一般携帯電話)端末まで幅広く対応している(図2)。充電口数は4口で、充電池容量に対する充電対応台数は約60台としている。
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