草刈り代行まで行う、低圧向け太陽光O&Mサービス開始太陽光

再生可能エネルギーの普及を進めるエコスタイルは、低圧太陽光発電所向けの保守メンテナンスサービスを開始した。

» 2016年09月09日 09時00分 公開
[三島一孝スマートジャパン]

 低圧太陽光発電所(10以上50キロワット未満)は、キュービクル設備や法定点検、電気技術責任者の設置が不要であるように、電力網に与える影響や周辺環境などの被害などの危険度が小さいため、基本的にはメンテナンスも自主点検とされてきた。

 しかし、現実的にはこうした低圧太陽光発電所についても、自然災害による事故や設備不具合に気付かず発電ロスしていたというような事例も数多く存在している。そのため、安定的に太陽光発電所を運用していくためには、維持管理が必要だという認識が徐々に広がり始めている。さらに、中古(セカンダリー)市場も徐々に生まれ始めており、発電所そのものの資産価値を維持するうえで、定期的なメンテナンスの必要性は高まっている(図1)。

photo 図1 壊れた太陽光発電所のイメージ(2015年8月の九州の台風15号による被害の様子で、写真の発電所は低圧ではない)出展:経済産業省

草刈り代行などもプランに

 こうしたニーズに応えるため、エコスタイルでは新たに低圧向けの太陽光発電所O&Mサービス「エコの輪ソーラーサポート」を開始した。

 「エコの輪ソーラーサポート」では3つのサービスプランを用意。1つ目の「PV基本点検プラン」は、年2回の発電所の定期点検を行うもので、料金は8万7000円で対応エリアは本州と四国、九州で離島は除くとしている。点検内容は、目視による点検と測定・動作確認による点検、開放電圧・ストリング抵抗検査、I-Vカーブトレーサーによる特性検査などである。作業完了報告書なども提出を行う(図2)。

photo 図2 目視点検のイメージ 出典:エコスタイル

 2つ目が「草刈り代行プラン」で年2回の発電所の定期点検と夏期の2回の草刈りをパッケージとしたもの。料金は15万円で、対応エリアや点検内容は「PV基本点検プラン」と同じである。

 3つ目が「おまかせパックプラン」で、遠隔監視装置による発電量監視と設備異常時の駆け付け、1次復旧対応、年4回発電所の定期点検・草刈りなどをパッケージとしたものだ。料金は、遠隔監視装置レンタル付きで20万円、遠隔監視装置を準備する場合で17万5000円としている。対応エリアは、青森県、岩手県、秋田県、宮城県、山形県、福島県、栃木県、群馬県、茨城県、千葉県、埼玉県、東京都、神奈川県、山梨県、長野県、新潟県、富山県、石川県、岐阜県、静岡県で、離島は除くとしている。

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