千葉県市原市に、出力49.9MW(メガワット)のバイオマス発電所の建設が決まった。伊藤忠商事、大阪ガス、三井造船の3社が共同で実施する事業で、稼働は2020年10月を予定している。
伊藤忠商事、大阪ガス、三井造船は2017年9月15日、千葉県市原市の三井造船千葉事業所内の敷地に、バイオマス発電所を建設すると発表した。パームヤシ殻(PKS)、木質ペレットを燃料に使用し、発電規模は49.9MW(メガワット)。運転開始は2020年10月を予定している。
今回の事業では、三井造船が施工および運用保守を担当。伊藤忠商事がバイオマス燃料の供給を行い、大阪ガスの発電所運営の知見を組み合わせる。発電所の運営は3社共同出資で設立した事業会社の市原バイオマス発電が担う。新会社の出資比率は伊藤忠商事と大阪ガスがそれぞれ39%、三井造船が22%。
なお、発電所の建設および運転に要する資金の一部は、ノンリコースのプロジェクトファイナンスによる調達を予定している。
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