リープトンエナジーが「関西 太陽光発電システム施工展」に出展し、太陽光発電システムを搭載できるカーポートなどを披露した。
リープトンエナジーが「関西 太陽光発電システム施工展」(「関西スマートエネルギーWeek 2017」内、2017年9月20〜22日、インテックス大阪)に出展。太陽光発電システムを搭載したカーポート「SUNSMART」をはじめ、自社製の高出力太陽電池モジュール、野立てから屋根用ま幅広く対応する太陽光発電用のアルミ架台などを展示し、太陽光発電システムの総合提案力をアピールした。
SUNSMARTは一般住宅や青空駐車場など、さまざまな場所に導入できる太陽光発電システム搭載のカーポート。従来製品と比べて、現行品は新たに柱を太くすることで強度を高めた他、4本柱の構造とすることで、車の出し入れや人の乗り降りをしやすくした。
施工性も改良を加えている。部材を減らして工期を短縮できるようにした他、折版屋根は押し込むだけのワンタッチ施工で取り付けられるようにしている。耐積雪量は80〜150cmで、多積雪地域にも対応可能だ。
太陽電池モジュールは単結晶、多結晶の最新ラインアップを紹介した。同社では中国江蘇省常熟市で太陽電池モジュールの新工場が完成し、2017年8月21日から本格稼働を開始している。新工場の敷地面積は約1万平方メートルで、自動化した製造ラインを導入することで、生産コストの削減に取り組んでいる。生産能力は250〜300MW/年。なお、今後の太陽電池の生産は、江蘇省無錫市の既存工場ではでセルを中心に、新工場ではモジュールを中心に製造していく方針。モジュールのOEM生産にも着手していく予定だ。
この他、同社ブランドのパワーコンディショナーも展示。安定性や高変換効率等が特徴の同社ブランドの製品のうち、リモコン1台で最大10台のパワコンを制御できる出力5.5kWの屋外集中型モデルなどを披露した。
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