ハウステンボスは新事業としてソーラーシェアリングを開始する。発電した電力は園内で全て自家消費するという。太陽光パネルの下ではブルーベリーを栽培する。
ハウステンボスは2018年7月、新事業として太陽光発電と営農を同時に行うソーラーシェアリング事業を開始すると発表した。発電した電力は、ハウステンボスの園内で自家消費する計画だ。
発電所はハウステンボスのアートガーデン内バスチオン広場の約2300平方メートルを利用して建設する。出力は130kW(キロワット)で、年間発電量は14万2157kWh(キロワット時)を想定する。この電力を自家消費することで、年間74.08tのCO2削減効果を見込む。
太陽光パネルの下ではブルーベリーを栽培する予定だ。栽培エリアはブルーベリー観光農園とする計画で、電力と一次産品の地産地消とともに、来場者の環境・再生可能エネルギーに対する理解を深めることを目指すとしている。
なお、今回の自家消費型ソーラーシェアリング事業は、環境省から日本環境協会が交付決定を受けた補助金である「平成30年度二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金」に採択されている。
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