中国トリナ・ソーラーが量産型のN単結晶シリコン太陽電池セルで、世界記録を達成。変換効率24.58%を達成した。
中国の大手太陽電池メーカーであるトリナ・ソーラーは2019年5月、量産型のN単結晶シリコン(c-Si)i-TOPCon(量産型Tunnel Oxide Passivated Contact)太陽電池セルで、変換効率24.58%を達成したと発表した。
大面積の両面コンタクトシリコン太陽電池の総面積変換効率で世界記録になるとしている。同社の太陽光発電技術国家重点研究室(PVST SKL)が開発し、ドイツの独立認定機関ISFH CalTeCによって確認された。
この記録を達成した両面発電型セルは、244.62cm2の大型サイズのウェハに、表面にボロンエミッタ、裏面にパッシベーション膜を用いたi−TOPCon技術を利用し、量産プロセスで製造されたとしている。
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