ため池で1340世帯分を発電、太陽HDが香川県に水上太陽光発電太陽光

太陽ホールディングスの子会社である太陽グリーンエナジーは、香川県高松市に同社11カ所目となる水上太陽光発電所「小田池水上太陽光発電所」を開所した。

» 2020年02月07日 07時00分 公開
[スマートジャパン]

 太陽ホールディングスの子会社である太陽グリーンエナジーは2020年1月24日、香川県高松市に同社11カ所目となる水上太陽光発電所「小田池水上大陽光発電所」を開所したと発表した。

 今回開所した発電施設は、既に設備計画認定を取得している他事業者より事業の権利を譲り受け設立した。発電規模は、約2.8485MW(メガワット)、年間想定発電量は、初年度12カ月換算で約4.02GWh(ギガワット時)。これは、一般家庭1340世帯分の年間使用電力量に相当する発電量になる(一世帯当たり3000kWh換算)。

photo 小田池水上太陽光発電所 出典:太陽ホールディングス

 同社は、再生可能エネルギーの固定買取価格制度の導入に伴い、2015年10月21日に嵐山花見台工業団地(埼玉県比企郡嵐山町)の調整池にて同社初となる水上太陽光発電を開始した。これまでに計11基の水上太陽光発電施設を開設し、同社国内グループの電力消費量の130%に相当するクリーンエネルギーを発電している(2018年末時点での集計データで算出)。

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