年間2.8万世帯分を発電、北海道で蓄電池を併設する国内最大級のメガソーラー稼働太陽光

SBエナジーと三菱UFJリースは2020年10月16日、北海道二海郡八雲町で蓄電池併設型のメガソーラー発電所「ソフトバンク八雲ソーラーパーク」の営業運転を開始したと発表した。

» 2020年10月21日 06時00分 公開
[スマートジャパン]

 SBエナジーと三菱UFJリースは2020年10月16日、北海道二海郡八雲町で蓄電池併設型のメガソーラー発電所「ソフトバンク八雲ソーラーパーク」の営業運転を開始したと発表した。

完成した「ソフトバンク八雲ソーラーパーク」の外観 出典:SBエナジー

 同発電所は北海道二海郡八雲町の約132万平方メートルの土地を活用し、SBエナジーと三菱UFJリースが50%ずつ出資し設立した北海道八雲ソーラーパーク合同会社が運営を行う。

 発電所の出力規模は約102.3MW(メガワット)で、年間予想発電量は一般家庭約2万7967世帯分の年間消費電力量に相当する約10万682MWhを見込む。さらに蓄電容量約27.8MWhの大容量リチウムイオン電池を併設しており、同社によると、蓄電池を併設する太陽光発電所としては国内最大級の出力規模の発電所となるという。

 なお、併設した蓄電池は北海道電力が2015年4月に公表した「太陽光発電設備の出力変動緩和対策に関する技術要件」に基づき導入したもの。北海道では系統負荷の低減などを目的に、一定上の太陽光発電などの再生可能エネルギー発電所には蓄電池の併設が義務付けられている。

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