昨年来の電気料金高騰に伴う節電による電力需要の減少もあり、足下の再エネ出力制御量は増加傾向にある。2030年のエネルギーミックス実現に向けて、更なる再エネの導入拡大を図るためには、出力制御の低減が重要とされる。
このため系統WGでは、これまで以上に踏み込んだ対策として、以下のような取組について検討を行うこととした。
これら以外にも、太陽光発電協会からは、卸電力取引所でのネガティブプライス導入や、電源種別をまたいだ「代理制御(経済的制御)」の導入が要望されている。
これらの新たな取組による効果や、実現に向けた課題、費用負担の問題等について、検討を深めることが求められる。
今後の太陽光・風力の出力制御はどの程度か? 長期見通しと低減策の試算結果
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