環境省・経産省は2023年に設置した「再エネ発電設備の廃棄・リサイクルのあり方に関する検討会」において、太陽光発電設備等のリサイクル・適正処理に関して検討を行い、2024年1月にその「中間取りまとめ」を公表している。
検討会では、太陽光発電に関わるライフサイクル全体の各プレーヤーが、「再エネ発電設備(モノ)」を適切に処理できるよう、必要な「費用(カネ)」と「情報」が円滑に流通する枠組みを構築すべく、各事業段階における課題について整理を行った。
今回の合同会議では、この論点整理を踏まえ、家電リサイクル法等の既存法制度を参考としながら、
などの論点について検討を深め、太陽光発電設備の義務的リサイクル制度案を年内に取りまとめる予定としている。なお、今後の増加が想定される非FIT/FIP設備についても、実効性の高い制度とすることが求められる。
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太陽光のFIP/FIT新規認定、「含有物質情報を登録したパネルの使用」を要件にCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
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