ホンダはさらに2026年に生産開始を予定している、定置向けの燃料電池電源システムも披露した。「CR-V e:FCEV」にも搭載されている現行の燃料電池を活用し、工場や事業所などの大型施設向けに水素由来のクリーンな電力を供給する定置型蓄電システムだ。
出力250kWを1ユニットとし、最大4基で1000kWまでの連結可能。1000kWを3列に並列設置するといったレイアウトも可能だという。非常用電源としての活用だけでなく、電力需給の平準化などの用途も想定しており、始動時間は10秒以内としている。
定格電圧はAC200〜480V 3相4線式、動作環境は-25〜45℃で、定置型燃料電池発電システムの規格であるANSI/CSA FC1やIEC 62282-3-100に準拠する。
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