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» 2013年04月04日 17時51分 UPDATE

導入事例:NEC、陸前高田市に公共施設間ホットラインシステムを納入

陸前高田市の公共施設に導入されたホットラインシステムは、災害時でも地域内の公共施設間で確実に電話やFAXを使ったコミュニケーションを実現する。

[ITmedia]

 岩手県陸前高田市は、小中学校などの公共施設に導入したIP告知放送システムと、既存ネットワークを組み合わせた災害にも強い公共施設間ホットラインシステムの運用を4月1日に開始した。システムを納入したNECが4日、発表した。

 陸前高田市では、東日本大震災時に公衆ネットワークが被災して通信ケーブルが断絶したり、極度の回線集中によって通信が困難になった。避難所となった小中学校などの公共施設と、その他の公共施設との間の通信に大きく影響した。今回、導入されたホットラインシステムは、既存のFWA(Fixed Wireless Access)ネットワークを活用することで独立型のIP通信網を構築し、災害時でも地域内の公共施設間で確実に電話やFAXを使ったコミュニケーションが行える環境を実現するという。

 同システムの特徴は、「公共施設間の電話/FAX機能」「音声告知放送」「応答確認機能」の3点。災害時に加え、平常時には小中学校間の業務連絡網としてランニングコストの掛からない内線感覚での活用や、教育委員会から各小中学校への一斉連絡などにも有効活用されているという。

 NECでは、無線技術や防災情報システムなどのノウハウを生かしながら、独立型のIP通信網として、災害時に避難所となる全国の小中学校等に加え、病院、介護施設、公民館、コミュニティセンターなどへも同システムの提案を行うとしている。

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