サボりの“極意”を教えようディルバート(385)

ウォーリー直伝の「サボり」テクニック。意外と使えるんじゃないかと思ったのは私だけですかね……?

» 2015年02月19日 08時00分 公開
[スコット・アダムス,ITmedia]
photo 職場のバトルファイターたち! 「ディルバート」登場人物紹介

アシュック、仕事に勝利するコツは「先細り」だ

「先細り」?


新しい仕事を始めるときは、いい印象を残すために長時間がんばる


その後、徐々に努力を「先細り」させるんだ


くれぐれもゆっくりやるんだぞ。露骨にやってはダメだ


ウォーリー、俺の思い違いだといいんだが、おまえ日々仕事量が減っている気がするぞ


そう見えるのは、より多くじゃなくてより上手に働いているからですよ。そう教えてくれたのはボスじゃないですか


ふむ。そんなことも言ったかな


決め玉は残しておくようにな

ウォーリーさんって怖いですね。いい意味で


  


 なんだかんだ言ってウォーリーの処世術って見事ですよね。いい意味で……?

 Round in the chamberのchamberは銃の薬室、roundは弾丸のこと。よって“keep a round in the chamber”というのは銃に弾丸を入れた状態にしておくことです。また弾を充填することを“load the gun”と言うので、“The gun is loaded with rounds”とも言えます。

 最近も、アメリカのニュースで2歳児が母親のカバンの中身をあさって遊んでいるうちに、中に入っていた護身用の銃で母親を誤って撃ち殺してしまったという痛ましい事件が報道され、護身用の銃に弾を入れておくべき否か、銃社会のアメリカではよく議論されています。

 ここでのウォーリーはもちろん比喩として使っているので、常に用意周到に準備をしておくべし、ということを新人君に説いていたわけです。とはいえ、そもそも何を準備しておくべきなのか……。達者な口先とか?

[翻訳・解説:Yvonne Chang]


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