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» 2016年06月06日 07時00分 UPDATE

即席!3分で分かるITトレンド:コレ1枚で分かる「ハイブリッドクラウドとマルチクラウド」

今回は、「ハイブリッドクラウド」と「マルチクラウド」の活用イメージを図解して解説。あわせて「ハイブリッドクラウド」におけるPaaS/IaaS環境構築の戦略についても解説します。

[斎藤昌義(ネットコマース株式会社),ITmedia]

この連載は

 カップめんを待つ間に、電車の待ち時間に、歯磨きしている間に“いまさら聞けない”ITトレンドが分かっちゃう! 今さら聞けないITの最新トレンドやビジネス戦略を、体系的に整理して分かりやすく解説する連載です。「この用語、案外、分かっているようで分かっていないかも」「IT用語を現場の社員にもっと分かりやすく説明できるようになりたい」――。情シスの皆さんのこんな課題を解決します。


複合的に活用されるクラウド

 パブリッククラウドプライベートクラウドを組み合せて利用することを「ハイブリッドクラウド」と呼んでいます。

 では、どのような組み合せがあるのでしょうか。利用シーンをイメージすると、「モバイル対策」「業務ごとでの使い分け」「災害対策」「負荷調整」「SaaS連携」「ピーク対応」「その他、業務状況に応じた柔軟な使い分け」などが考えられます。下図はそれをまとめたもので、IBMのクラウドエバンジェリストである安田智有さんの資料を参考に作成しました。

Photo パブリッククラウドとプライベートクラウドの組み合せによる「ハイブリッドクラウド」の運用の場面

 ハイブリッドクラウドについての各社の戦略についても下図にまとめてみました。

Photo 「ハイブリッドクラウド」におけるPaaS、IaaS環境構築の戦略

 一方、マルチクラウドとは、異なるパブリッククラウドのそれぞれの特徴を生かし、それらを組み合せて、自分たちに最適なクラウドサービスを実現することです。例えば、IoTデータの収集と集約はAWS(Amazon Web Services)機械学習による解析はGCP(Google Cloud Platform)、その結果を利用者に提供するのはSalesforce.comというような使い方です。

Photo 「ハイブリッドクラウド」を組み合せて最適なクラウドを実現する「マルチクラウド」

 もはやクラウドは単独で使うだけの時代ではありません。ハイブリッドクラウドとマルチクラウドによって、課題解決やビジネス目標達成のための最適な組み合せを実現する。そんな時代を迎えているのです。

著者プロフィル:斎藤昌義

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 日本IBMで営業として大手電気・電子製造業の顧客を担当。1995年に日本IBMを退職し、次代のITビジネス開発と人材育成を支援するネットコマースを設立。代表取締役に就任し、現在に至る。詳しいプロフィルはこちら。最新テクノロジーやビジネスの動向をまとめたプレゼンテーションデータをロイヤリティーフリーで提供する「ITビジネス・プレゼンテーション・ライブラリー/LiBRA」はこちら


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