今週は生産性を上げたかったのですが、大企業がそうさせてくれませんでした
そんなアホな。彼らだって人が働くことを阻止することはできんだろう
彼らのビジネスモデルは、広告やアプリや愚かなエンタメでユーザーを妨害することで成り立っています
最近まで、人はこの手の気晴らしは拒絶できたんですが
今やIT系企業は、科学を駆使して、自らのアプリに中毒性を持たせています。われわれの脳みそをジャックすることを学んでいるのです
簡単な遊びで始まったことが、軍レベルのマインドコントロールと化してしまいました
“子どもだまし”とタカをくくっていても、キャンディークラッシュにハマってしまった身としては、ディルバートのことをとやかく言える立場ではありません、はい。
ゲームなどにハマっていることを“hook”(引っ掛かる)という動詞を使って“I'm hooked on (something/someone).”といいます。“I'm hooked on playing Solitaire(ソリティアにハマっている)”などと使います。それ以外に、人に対して“I'm hooked on you.”といえば、まさに「あなたに夢中」という意味になります。
同じく「中毒」を意味する言葉に“addiction”がありますが、こちらはどちらかというと、薬物、タバコ、ギャンブルなどの悪癖に対して使うことの方が多いです。“hooked”と同様に、人に対して“I'm addicted to you.”と使うこともできますが、人によっては“hooked”よりドロドロした男女関係をイメージしてしまうかもしれませんので、使うときはご注意を。
職場のバトルファイターたち! 「ディルバート」連載一覧はこちらから
登場人物紹介:ディルバート [Dilbert]
主人公のディルバートは独身エンジニアです。作者のスコット・アダムス氏がこのマンガシリーズを最初に紹介した文章では、「30歳くらいで、カリフォルニア北部のとあるハイテク企業に勤務している」となっています。
登場人物紹介:ボス [Pointed-haired Boss]
頭髪がとんがっていることから“pointed-haired boss”と呼ばれるボス。上司の悪いところを全部兼ね備えたすごい人です。公式解説によると、「生まれつき意地悪であざといわけではなく、努力してそうなった」とのこと。
登場人物紹介:ウォーリー [Wally]
ウォーリーはディルバート同じ部署で働くエンジニア。ディルバートと同じように、自分も昇進できないことはよく分かっていて、そのせいか会社への忠誠心はゼロ。仕事をできるだけサボることをいつも楽しみにしています。
登場人物紹介:ドッグバート [Dogbert]
ドッグバートはディルバートと同居している犬です。子犬の頃、収容所にいたところをディルバートに拾われたのです。ディルバートのぐちを聞いていることはありますが、大して恩義を感じているような素振りはありませんし、飼い主だとも思っていません。
登場人物紹介:アリス [Alice]
アリスは部署で唯一の女性エンジニア。作者のスコット・アダムス氏によると、パシフィックベル時代にアリスと同じようなヘアスタイルの女性の同僚がいて、その人がモデルになっているそうです。
登場人物紹介:アシュック [Asok]
アシュックはインターン。つまり学生なのですが、インターンシップでこの会社に勤めています。アショックは頭のいい好青年ですが、企業の現実や社内政治のことがまったく分かっていないため、からかわれたり、損をしたりしています。
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